鍋焼きうどん
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鍋焼きうどん(なべやきうどん)は、うどんの一種。鍋焼きとも。
一人用の小型の土鍋や鉄鍋に醤油味のだし汁とうどんを入れ、その上にシイタケ、かまぼこ、ニンジンやネギなどの野菜類、エビの天ぷら、生卵、麩などの具を乗せて煮たもの。ぐつぐつと沸騰したまま供し、鍋から直接食べる。
使い捨て可能なアルミ箔製の鍋に、麺とだし汁、具材をひとまとめにパックした商品も作られている。
焼きうどんとは異なる料理である。
[編集] 松山の鍋焼きうどん
愛媛県松山市内には鍋焼きうどんを出す食堂が多い。市内中心街には老舗店が2店あるほか、市内各地に鍋焼きうどんを出す店がある。その特徴として、アルミ鍋、やわらか麺、甘めのだし汁が共通項として挙げられる。2006年秋の地元誌の調べによると120軒余りのうどん店でメニューに載っているとのことである。
[編集] 鍋焼きうどんが登場する作品
- うどん屋(落語)