鎌田 (松本市)
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鎌田(かまだ)は長野県松本市の市街地の西側にある地区(住居表示実施地区、1丁目と2丁目がある。1985年に設定)。正確には「かまだ」だが、「かまた」と読まれることのほうが多い。鎌田交差点には森永乳業松本工場があり、この地区のランドマークとなっている。工場や学校などで面積の半分近くを占められていることが特徴だろう。国道19号沿いには郊外型の店が多いが、裏道は住宅地となっている。
国道19号と県道兎川寺鎌田線の2つの混雑する道路をかかえており、それらが交差する鎌田交差点では事故が多い。いずれの道も拡張される予定だ。
隣接する井川城に信濃国守護館ができ、この地区もその影響を受け急速に発展していった。鎌田には北野天満宮(分宮)が作られ、鎌田天神と呼ばれていた。現在は松本駅東の深志に移転し呼び名も深志天神となっている。
江戸時代には鎌田村を形成しており、寛永年間に高宮新田村を分村した。
[編集] 特項記事
- 入山辺の方にも鎌田と言う地名が存在する。