阿蘇惟郷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿蘇 惟郷(あそ これさと、生没年不詳)は室町時代前期の武将。阿蘇氏の第12代当主。第11代当主・阿蘇惟村の子。
1406年5月、父・惟村から家督を譲られて当主となった。父は同年に死去し、名実共に当主となった惟郷は九州探題の渋川満頼や将軍の足利義持から大宮司職や神官職を安堵されている。1431年3月には阿蘇社の規則などを定め、同年6月には子の阿蘇惟忠に家督を譲っている。しかし晩年は、従兄弟の阿蘇惟政とその子・阿蘇惟兼との対立で苦しんだと言われている。
カテゴリ: 日本の歴史関連のスタブ項目 | 人物関連のスタブ項目 | 阿蘇氏 | 室町時代の人物