陸軍船舶兵
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陸軍船舶兵（りくぐんせんぱくへい）とは、日本陸軍に属した船舶兵器を効率的に運用するため存在した兵種である。
[編集] 沿革
「船舶工兵」「上陸工兵」などの一部であったが、太平洋戦争の激化により、1943年（昭和18年）に独立した兵種となる。
陸軍独自の強襲揚陸作戦で、人員及び物資を強襲揚陸するなどの任務を担い、最大約18万人が在籍した。
当時日本陸軍は発動艇・輸送艇・駆逐艇・飛行機母艦（特殊船他）・潜水艇などを保有していたが、大型船舶の運用は民間船舶会社からの徴用となり、船舶兵は小型船舶の運用が主であった。
船舶関係の部隊に属する陸軍船舶兵は、1944年（昭和19年）5月9日制定の船舶胸章（紺青色の台地に、錨、鎖及び星章が付された形状）を軍装の右胸に着用した。
手旗信号訓練など、通常の陸軍兵は受けない訓練なども受ける。
種類や一覧については大日本帝国陸軍兵器一覧の船舶を参照。
[編集] 関連項目
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