障害者プロレス
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障害者プロレス(障害者―)は、障害者の行うプロレス。国内に3団体存在する。
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[編集] ルール
障害者プロレスのルールは、通常のプロレスとは異なるルールが、幾つか適用されている。例として
・障害を負っている部位を、故意に攻撃してはならない。
・3カウント、フォールは存在せず、ギブアップやTKоのみで勝敗が決する。
・対戦の際に、体の一部分が不自由な選手とそうでない選手が闘う場合、相手の不自由な部分(足なら足、手なら手)に枷をつける。
[編集] 階級
障害者プロレスには、ボクシングや柔道のように、階級が存在する。階級は障害の重さで決められている。以下がその階級である。
・ヘビー級・・・自力で立って歩く事のできる選手。もしくは全体的に障害の軽い選手。
・スーパーヘビー級・・・膝立ち、或いは座った状態で試合をする選手。
・ミラクルヘビー級・・・最も重い階級。この階級の選手達は自分で動き回ることもままならない者もいる。
団体によっては、スタンディングクラス(立って闘う選手)、シッティングクラス(座って闘う選手)と分けているところもある。
[編集] 女子選手
障害者プロレスには、女子団体が存在せず、2007年現在、女子選手が所属しているのは、東京のドッグレッグスのみである。
[編集] 健常者レスラー
障害者プロレスにも、健常者のプロレスラーが存在する。彼らは、障害者と闘う際には、前述の枷を相手の障害部位と同じ場所につける。 こちらも、ドッグレッグスが有名所である。
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