隠岐汽船
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隠岐汽船(おききせん)株式会社は日本海の隠岐諸島と本土をつなぐフェリー会社である。本社は島根県隠岐郡隠岐の島町。
[編集] 主な港(営業所)
- 隠岐の島町(島後)
- 西郷港(西郷営業所)
- 海士町(中ノ島)
- 菱浦港(海士営業所)
- 西ノ島町
- 別府港(西ノ島営業所)
- 浦郷港(西ノ島営業所 浦郷分室)
- 知夫村(知夫里島)
- 来居港(来居扱店-業務委嘱)
- 本土
[編集] 運航中の船
- 旅客フェリー
- フェリーしらしま(鬼太郎フェリー)
- フェリーくにが
- フェリーおき
- 高速船
- 高速船レインボー
- 高速船レインボー2
現在運航中の船は、いずれも三菱重工業下関造船所で建造された。
高速船レインボー(1)(正式名称:スーパーシャトル400)は、それまでの高速船マリンスターに代わり、三菱重工業(株)下関造船所(山口県下関市)/高砂製作所(兵庫県高砂市)が手がけた、純国産(設計から組立まで)双頭浮上式ウォ-タージェット(W/J)2機搭載船。社内W/J搭載営業旅客1号船でもある。ボーイング/川崎重工のジェットホィール(ボーイング929)のガスタービンに対して、静音低燃費で有利なディーゼルターボエンジン(1軸2機エンジン駆動)駆動である。当時、ディーゼルエンジン搭載の同クラス営業旅客船では、世界最高速度の営業旅客船でもあった。 H18鯨???とぶつかって、廃船との危機に見舞われたが、下関造船所の努力で、休み無しの2ヶ月強の修理で奇跡的に復活。その間、合わせてリフレッシュと延命工事も行われているようである。近年、度々廃船の話も出る度に不死鳥の如く生き延びている、幸運な船体でもある。 また地元子供は、レインボー2よりも1の方が、好んで乗るほど人気がある。(大人の目からすれば、外見上見分けがつきませんが…) 地元報道通り2006.12.15高速船秋冬ダイヤ運行終了と同時に、事実上休船状態に。12/23現在、売却する見込みであるが未定。隠岐西郷港にて停泊中。 なお隠岐汽船のHP、船体紹介コーナーからレインボー1は消えてしまっています。 H19年からは、レインボー2のみ運行になる模様である。