青い山脈
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『青い山脈』(あおいさんみゃく)は、石坂洋次郎の長編小説。1947年に「朝日新聞」に連載。
東北の港町を舞台に、高校生の男女交際をめぐる騒動をさわやかに描いた青春小説。また、民主主義を啓発させることにも貢献した。1949年には原節子主演で映画化され、大ヒットとなった。その3ヶ月前に発表された同名の主題歌(西条八十作詞、服部良一作曲)も非常に高い人気を得た。この映画作品などについては、青い山脈 (映画)の項目を参照。
作者は青森県立弘前高等女学校(現在の青森県立弘前中央高等学校)の教師であった。当時疎開中の女子学生達から聞いた学校生活をこの小説の題材にしたと思われる(「東奥日報」2005年8月15日新聞記事による)。