青木裕司
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青木 裕司(あおき ひろし、1956年-)は河合塾世界史科講師。福岡県立明善高等学校出身。九州大学文学部史学科卒。1982年より予備校で世界史を教え始め、1985年に河合塾の講師となる。自ら執筆した参考書、実況中継シリーズはベストセラー。俳優の石橋凌とは久留米市内の中学の同級生で仲が良かったとのこと。(本人談)
さりげなく語る教訓めいた話や、世界史上の有名なエピソードを交えた講義には定評がある。「世界史は日本史よりも面白い」と断言してはばからず、特に中国近現代史における「長征」に関しては、世界史上最大のドラマであると主張する。尊敬する知識人は、マックス・ヴェーバーと大塚久雄。学生時代の専攻は中国近現代史で、卒論のテーマは日中戦争。『知識ゼロからの~』シリーズ(幻冬舎)は、本人の歴史観が大きく反映されているため、その支持は分かれるところ。参考書・著書の欄外には、自分で書いた歴史上の人物のスケッチを書き込む癖がある。同僚に植村光雄らがいる。
[編集] 著書
- 『NEW大学入試 青木世界史B講義の実況中継』①~④
- 『大学入試 青木世界史B講義の実況中継[文化史]』
- 『知識ゼロからの現代史入門 アメリカ・ロシア・中国・パレスチナの60年』
- 『知識ゼロからの日本・中国・朝鮮近現代史』
など
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