静岡県立富士東高等学校
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静岡県立富士東高等学校(しずおかけんりつふじひがしこうとうがっこう)は、静岡県富士市にある全日制の公立高等学校。
2年次で大抵理系4クラス、文系4クラスに分かれる。富士市内では「ひがしこう」と呼ばれるが、市外の学生からは「ふじとう」と呼ばれることが多い。生徒は320名ほどで、そのうちのほとんどが自転車で通学しており、雨の日には車で送り迎えをしてもらう生徒がかなりの数いるために、交通の便などの問題で近所の住民から苦情がくることもある。6月には東雲祭と呼ばれる学園祭が開かれる。校風はいたって穏やかで、のびのびとした雰囲気を持っている。 進学校ではあるが、生徒内ではマイペースに受験勉強を進めていく傾向がある。 ただし、少なくとも2004年度まで理系クラスでは受験対策として地理・世界史・日本史の中から1科目しか履修しておらず、多くの生徒が必修である世界史を履修していないことが発覚し、今後の展開が注目される。
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[編集] 制服
茶色をポイントとした制服を採用している。このような制服を採用しているのは、静岡県東部では富士東高校だけであり、ひと目で東高生だと分かる。 また、校舎内において生徒は一般的な上履きではなくスリッパを履いて生活している。
[編集] 進路
富士市内では静岡県立富士高等学校に次ぐ進学校であり、富士地区で見ても、静岡県立富士宮西高等学校と二番手を争う。 静岡県内のいわゆる「二番手高」の中では非常に高い成績をあげている。2004年度には国公立大学104名、私立大学に571名が合格している。