ノート:風力発電
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大変失礼しました。ではノートに逐次記録しますので、叩き台にして下さい。
- 特徴に幾つか追記しました。数が増えましたので長所と短所に分けてみましたが、これも小見出しにした方がいいかも。
- 太陽光発電との変動性の比較のくだりを消してたのは私のミスでした。申し訳ありません。できれば具体的なデータも欲しい所ですね。
- 統計などのデータをいくつか追記しました。
- 「発電電力を電力会社に売り電力会社から普通に電気を購入する方法も利用されている」は意味が不明ですのでひとまず削除しました(どなたか内容の分かる方、書き直してあげてくれませんか)。あと平準化対策について追記しました。
↑しまった、消したらいけないんですね。ひとまず並べておきました(ほんとは細かい変更も全部ここで断ってから変えるべきかも知れませんが、それは記事の内容を煮詰める段階になってからにしましょう)。
- 「問題点」の項目に「運用との関連」「技術・運用との関連」があり、重複しています。「技術面」「運用面」「環境面」に整理するのはどうでしょう。
- 強風時の影響の文章が冗長でしたので、直してみました。
- 不採算事例紹介の表現したい内容がわかりづらいので直し、原因の例も追記しました。
- 参考にした資料やサイトへのリンクを追加しました。
その他、不備がありましたらお教え頂ければ幸いです。(S-Kei: 2005.10.3 22:40)
全体的に文章を修正させて頂きました。
方針としては、
- 文章を学術調に変更する。
- 重複表現をなくす。
- 「雷の落雷」→落雷、等
- S-Keiさんの指摘されている4点目(「発電電力を~」)を修正
- 「発電電力を電力会社に売り電力会社から普通に電気を購入する方法も利用されている。」→
- 「発電電力は全量電力会社に販売して送配電網側にて対処して、所要電力は電力会社からあらためて購入する方法」
問題がありましたら、遠慮なく以前の版に戻して頂ければと思います。 --Ac.japan 2005年10月10日 (月) 13:45 (UTC) ---
- 「問題点」に対策を追記し、以前の提案の通り整理してみました。
- 「発電電力」云々は系統連系を指すようですので、それを用いて記述しました。
- 導入規模等の影響について追記しました。
- 「国産エネルギー」は定義が曖昧&冗長ですので削除しました。
--s-kei 2005年11月13日 (日) 20:46 (UTC)
- 「問題点~」の項は殆どが技術的課題ですので、中項目として独立させました。
- コストなどの項目を追記。
- 「バードクラッシュ」は「バードストライク」の間違いですね。既に記述があります。
- 「短所」の事前の調査期間ですが、確かに太陽光発電等に比べれば長期ですが、逆に大規模水力発電等に比べるとむしろ短期であり、一概に「長期だから短所」とは言えませんね。規模や設置場所にも依りますし、今後追記するならば「発電量予測」の項目あたりが適切と思います。
- 併せて各所の文章を推敲しました。
不適切な箇所がありましたら、ご指摘お願いいたします。--s-kei 2006年1月10日 (火) 23:03 (UTC)
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[編集] 文章スタイルについて
このページはよく調べられているのですが、全体の文章が箇条書きになっているせいか、読みにくいと思いました。(太陽光発電も同じ。)箇条書きになってないところはすらすらと読めるので、やっぱり百科事典は箇条書きの羅列ではいけないのかなあと思いました。失礼かもしれないですが、文章にして、箇条書きは必要なところのみにするというのはどうでしょうか?Lifetime 2006年1月31日 (火) 07:08 (UTC)
ご指摘ありがとうございます。箇条書きは内容を網羅するには良いですが、読みやすさには欠ける面がありますね。一方、文章だけで列挙すると全体を把握しづらくなりますので、箇条書きは「図表」と割り切って、別に概説の文章を添えるのもアリかと思います。目に付いた範囲で推敲してみましたが、今後も随時見直して行きましょう(一部は「表」にした方がいいかも知れませんね)。 ついでに景観問題などの項目構成を手直ししました。---s-kei 2006年2月5日 (日) 00:57 (UTC)
言うだけでは何なので実際に直してみました。特徴の節をこんなふうにするのはどうですか?Lifetime 2006年2月8日 (水) 02:43 (UTC)
文が短いと確かに読みやすいのですが、「(比較的小さな)利点をたくさん持つ」のも再生可能エネルギーの特徴ですので、項目を削るのは好ましくありません(例えば「冷却水が不要」の項目を削っておられますが、これだけで設置可能地域が「線」から「面」になるので、無視できない効果があります)。 また「導入規模の影響」についても試しに箇条書きを解消してみたのですが、却って読みにくく感じましたので、戻しました。おそらく、項目間で独立性が高いからでしょう。このような部分は、文章にするより、箇条書きのままでも良いと思います。 とりあえず、他の部分はちょこちょこ直してみました。また力率についての記述は無かったので、追記させて頂きました。 あと、夜間の調整余力云々の「開発が必要」というのは誤りなので推敲しました(技術自体は既に存在しますね)。---s-kei 2006年2月11日 (土) 23:34 (UTC)
[編集] 特徴
近年、温室効果のある二酸化炭素の排出削減やエネルギー自給率向上の点から再生可能エネルギーが見直されているが、 その中でも風力発電は発電コストが低くかつ工期が短いため事業化が比較的容易である。また太陽光発電と異なり、夜間、雨天でも発電が可能である。 また分散型電源である事からリスクも分散され、化石燃料がいらない事から長期にわたって安定した電力供給が期待される。離島などの電力系統から 離れた場所での独立電源としても使われている。小型のものは個人、小規模事業者によって運用されている。
一方風速が常に変動するため、太陽光発電に比べ短時間に出力が大きく変わり、大規模に導入するには出力調整方法の開発が必要となる。さらには、電圧と電流の位相のずれを補正するためのリアクティブパワーの調整も必要となる。設置場所の風況が採算性に大きく影響するため、事前に入念な調査が必要である。また、騒音やブレードに鳥が巻き込まれることからも環境アセスメントが必要である。
[編集] ちょっと気になったこと
- 参考文献のEPTは日本のものではないのでは。日本ではもっと長かったはず。資料も94年で古いし。
EPT(EPR)は設置地点の風況と風車の性能によって決まりますから、同様の状況設定なら他国での計算結果でも参考にできます。ただ日本国内での文献は私も困っています。電中研のものがあるようなのですが、二次資料しか見つからない上、風況などの設定条件も確認できません。どこかweb上に元資料があってもおかしく無いのですが。まぁこれも古い(6年前)ですが。 引用した資料も99年のものですね。風車は毎年のように性能が上がってますから、最近の公的な集計結果があれば欲しい所です。探し直したらCO2に関しては3MW機の計算例を見つけたんで、追加しときました。---s-kei 2006年2月12日 (日) 23:13 (UTC)
[編集] 短所と技術的課題
- 「短所」にたくさん追記されておられましたが、技術的課題に区別できる内容(しかもほとんどが対応する記述あり)ですね。あと支柱の騒音が短所になるなら、電柱や送電鉄塔を用いる電源すべてが該当するでしょう。季節変動と需要とのマッチングについては対応する記述を追加しました。---s-kei 2006年5月12日 (金) 19:23 (UTC)
[編集] 比較対象について
- 工期について、大規模火力発電所と比較して格段に工期が短いとありますが、発電量は大規模火力発電所の方がそれこそ比較にならないほど大きいのではないでしょうか。同じ発電量で比較するか、項目を削るのが妥当ではないでしょうか?
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- 同時に複数建設することで工期を短くできますので、その指摘は該当しませんね。あと、本文により具体的に利点を加筆しました。これは分散型特有の利点ですよ。--s-kei 2006年8月20日 (日) 02:14 (UTC)
- 実際に大規模火力発電並みの発電量を持ったウィンドファームを短工期で建設した事例があるのでしょうか。理屈の上で可能でも実際に行われていなければ意味がないでしょう。理屈の上だけなら小規模の火力発電設備を多数設置することもできるのですから。
それと、なぜ分散型の利点を風力発電のもののように書かれているのでしょう。分散型の利点は分散型の利点であって風力発電の利点ではありません(不可分のものであるとしても)。火力発電でも分散型発電の構成は可能です。家庭用ガス発電機といったものも実用化されています。分散型は風力発電だけのものではありません。比較は発電方式についてなされるべきです。
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- 大規模「火力」とは限定されていませんよ。分散型に向かない原子力や地熱なども含んでいます(例に追記しました)。その一方でご指摘のように、火力や水力では規模によって事情が異なるため、ここで一概に発電方式だけで分けてしまうのは無理があると思います。
また、分散型の利点が風力だけのものである、とも書かれていないと思います。そう取れる表現を見落としているようでしたら、具体的に指摘をお願いします。逆に分散型の利点を全て有しているかと言えばあまり該当しない場合もありますから、「分散型の利点を有している」などと簡単に書いて済むことでもありませんね。
風力発電所の工期は少し検索しますと、数MW(1基)で3ヶ月程度、数十MW(20基程度)で10~11ヶ月、平均250MW(50基以上)でも1年半ぐらいで造る例などが見つかります。これ以上の規模を一気に造る例は見つけられませんでしたが、物理的には可能です。むしろ投入する建設用リソース、急ぐ必然性、分割して着工するメリットなどを考慮して決定されていると思われます。つまり「全てを一気に造ることは可能だが、そうする必然性が無い」こと自体、分散型のメリットです(「家庭用ガス発電機」でお考えになられれば理解が容易かも知れませんね)。具体例を幾つか追記しておきました。--s-kei 2006年8月21日 (月) 16:37 (UTC)
先入観に基づく既述を直しました。
- 多数の風車がまとまると変動の影響は緩和される
- 既存の電源(原子力や一部の水力発電など)も必ずしも調整力を有さず、需要と無関係に発電する(でももちろん使われている)
あたりがポイントです。 こう何回も似たような書き込みがあると、「代表的な誤解の例」でも追加した方が良さそうですね。--s-kei 2006年11月2日 (木) 01:44 (UTC)
記事を削除されたものですが、先入観、誤解というのがどういう理由でそう言われたのか、全く解らないので教えて頂きたくお願いします。
・大規模に風力発電所を作れば緩和される。
- 少なくとも日本においては未来の話であり、現状ある問題が現在時点で先入観や誤解になるという話ではありません。よって削除理由にはあたらないと考えます。
・容易に採算が合う程ではない
- つくば市と委託された業者・大学で風況予測を誤り大赤字となり、訴訟沙汰にもなっています。作れば容易に採算が合うかのような記載は慎むべきでしょう。
- ついでに言えば現状建設費の50%にもなる公的助成があっても事業採算が楽ではなく、公的助成がなければ事業採算が合う地点がまずないことは記載されていません。
・特に日本の風況ではその予測は極めて困難である。 風況の直前予測が困難であることは周知の事実と思っていますが、何故これを先入観と断じたのかお教え願いたい。
・出力変動による過不足分を調整・補充するためのほぼ同規模な別電源、あるいは調整力の確保が必要。
- 電気は、需要に対して供給は瞬時で同量でなくてはなりません。風任せで変動する供給に需要を合わせてくれ、もしくはいつ停電しても構わない、というのが不可能である以上、別途逆の調整を行わねばならず、この分を別途確保しなければなりません。現状出力(有効電力)のみならず系統安定に必要な無効電力の供給や周波数調整も風力発電は全く行わず、むしろ騒乱要因となっており、その分を電力系統、事実上電力会社の既設発電機等に負担させています。小規模な風力発電を系統全体として分散負担しているから個別には発電所を作っていないだけで、もし風力が大容量で系統全体が小さければ発電所を建設することになるでしょう。
- ちなみにこの問題が風力発電量増加のネックとなっている現状から、風力発電とフライホール、水素生産-燃料電池型など出力変動を平滑化できる装置も併用する計画がありますが、少なくとも現在の技術では到底採算が合わないので、実現もありません。
・原子力・水力が同列に挙げられている
- これは「調整しない」のであって「無関係に変動する」のではありません。少なくとも短時間な出力変動・周波数変動には強力な安定化要因です。水力も日・時間単位であって、風力の秒・分単位とは訳が違います。風力が特に問題とされるのは、予測不能な短時間の出力変動なのです。これらを同列に挙げるのは問題がぼかされてしまう恐れがあります。
- これも大規模に作れば相殺し合って影響は緩和されますが、その点は追記であって問題がなくなるものではありません。また相殺しあうとは限りませんので、やはりある程度の調整力は必要です。
・そのまま電力系統に接続した場合、不安定要素となり電力の質が下がるため、影響が無視できるレベルに収まる許容限界は少ない。
- 実際北海道電力などはこれを理由に、これ以上の風力の受け入れは難しいとコメントしております。
・日本の場合、発電会社ではなく電力会社へ出力変動の逆調整を負わせ~
- 「電気事業者による新エネルギーの利用に関する特別措置法」により2010年には総発電量の1.35%を自然エネルギーで賄う義務を電気事業者に課しています。(2003年時点ではその約4分の1)また調整の実施については前述の通り現実問題、風力発電側は全く行わず、電力会社にその負担を負わせています。
- しかも発電全量買取(いくら電力会社で余っていても拒否できない)、風任せに変動するという価値の低さ、前述する調整の負担を考えても、kwhあたり火力・水力平均の7円~10円に対し風力の11~12円は高価での買取と見えます。
参考>ttp://www.nisa.meti.go.jp/safety-hokkaido/denki_hoan/wp_enquete/wp_text.pdf
以上、宜しくお願いいたします。 --202.214.61.35 2006年11月2日 (木) 14:17 (UTC)
あなたの投稿ですが、百科事典の記事として断定調で書くには一般性が不足しています。正直、最初はrevertしようかと思いました。
- 「容易に」「少ない」「意外に」などの記述は主観的または相対的な表現で、状況や判断する人によって変わります。たとえば、設置状況次第では「容易に」採算が取れる場合も、そうでない場合もあるはずです。それなのに全てが容易でないかのような書き方は先入観と言われても仕方ありません。もちろんその逆も然りですが、たとえば風況調査と採算性に関しては既に複数の箇所に、赤字例への言及を含む記述があります。
- 同様に何をもって「高値」とするかも実は相対的です。単純なコストだけで比較すれば総じて高値でしょう。しかしたとえば他の発電方式によるCO2排出に伴うコストや分散電源としてのメリットまで考慮に入れるとまた変わってきます。世界で風力発電の導入量が増えているのはその評価基準そのものが変わってきているからです。その状況で評価基準を1つだけに限って書くのは偏った見方と思います。
- 調整力についてですが、風力発電でも原子力発電でも、それぞれ調整力を持つこと自体は可能です。風力は記事にある通りです(一部追記しました)。原子力でもある程度の負荷追従が可能ですね。それでも使われていないのは、現在のところは他の調整力に富んだ電源に任せた方が全体としては効率的だからでしょう。ただいずれも、火力や貯水式水力ほどの柔軟性や即応性はありませんので、書くならばそういう書き方になると思います。
ただ、あなたの言われることには正しい部分も含まれています。対応できる範囲で一般性を持たせて反映させましたが、拾い切れていない部分もあり、その点はお詫びせねばなりません。たとえば「需要と無関係に」という点に関してはそうですし、その他にも下記の要素は拾い切れていません。
- 短時間の変動に関する諸外国と日本との比較(定量的なデータをご存じでしたら、出典をお示し下さい)
- 対応可能な変動の量:電力会社が受け入れを拒否している、ということ自体はどこかに追記して頂いて良いと思いますが、本当に技術的に不可能か、といわれると、諸説あって、少なくとも断定はできない状況と思います。書くならば、出典を示しつつ両論併記が良いと思います。
- 変動の調整をどこが引き受けているか:現状、電力会社が全部引き受けているのは確かでしょうね。これも出典付きでお願いします。
私もできる範囲で調べてフォローしていきたいと思っておりますが、とりいそぎ目に付いた範囲で。 あとできればアカウントを取って頂くと、お話しやすいのですが…。--s-kei 2006年11月3日 (金) 01:40 (UTC)