食前酒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
食前酒(しょくぜんしゅ)とは、食事の前に飲む酒のこと。フランス語からアペリティフともいう。19世紀頃にフランスから始まったもので、食欲を増進させたり、出席者の会話を弾ませるきっかけに飲むものをいう。飲む場の性格からして、白ワインなどをベースにした軽いカクテルが用いられることが多く、アルコール濃度の高いものは用いられることはない。量も食事の邪魔にならぬよう1杯程度となる。
[編集] 日本における普及
- フランス料理を嗜む機会の少ない日本の若者に、食前酒の存在を広く紹介したのは、1983年に出版された「見栄講座」(ホイチョイ・プロダクション著)である。著書では、フランス料理店で見栄を張るための食前酒の選び方が解説されている。
- サントリーが食前酒をフランス語によるアペリティフとして紹介、CMを通じ普及させようとしている。
[編集] 代表的な食前酒
[編集] 関連項目
- 食中酒
- 食後酒