高屋城山古墳
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高屋城山古墳(たかやしろやまこふん)は、大阪府羽曳野市古市5丁目にあり、古市古墳群の最南端に位置する前方後円墳。安閑天皇陵とも。陵名は古市高屋丘陵(ふるいちのたかやのおかのみささぎ)で、第27代安閑天皇の陵墓に治定されている。
[編集] 概要
高屋城山古墳は、墳丘の長さ122メートル、前方部の幅100メートル・高さ12.5メートル、後円部は直径78メートル・高さ13メートルの前方後円墳である。
古墳の名前は、中世(室町時代後半)に畠山氏の居城である高屋城の本丸がおかれていたことに由来する。
出土した円筒埴輪の特徴から、6世紀初頭に築造されたものと考えられている。
宮内庁によって安閑天皇陵に治定されており、拝所が国道170号線(旧道)に面した前方部正面の濠の外にある。