高野山高等学校

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高野山高等学校（こうやさんこうとうがっこう）は和歌山県伊都郡高野町にある真言宗設置の私立の高等学校である。

[編集] 所在地

〒648-0288 和歌山県伊都郡高野町高野山212

高野山真言宗の元で1886年に設立された高校。非常に仏教色の強い学校であり、全寮制の学校となっている。

『身のこなし美しく、口にいつもありがとう、意に思いやりの優しさあり』と仏教における身口意の重要さを説いている。

普通科と日本で唯一、宗教科といわれる仏教専攻の学科がある。
普通科には京都大学文系特別進学コース、サポーターコース、マスターズコース、海外留学コースがある。
特進コースは京大には届かなかったものの早稲田や大阪市立、関関同立に合格実績を出した
マスターズコースは野球部とバスケット部があるが野球部は過去に甲子園に出場したことがあり、数々の大会でも優秀な成績を収めている。また、毎年ホノルルマラソンにも出場している。
サポーターコースは介護福祉士とホームヘルパー2級の資格を取ることを目標としている。卒業後は福祉の職業につく人も多い。
海外留学コースはアメリカやカナダ、ニュージーランドの高校に留学して日本の大学に進学したりする。
宗教科は日本で唯一の宗教専攻の学科であるが、卒業しても僧侶の資格（僧階）はとれないが高野山大学に進学すれば僧階がもらえる。（宗教科を出た場合、准教師というものにはなることができる）

過去にもテレビ番組でとりあげられたことがあるが、さんまのスーパーからくりTVの生徒だけの学級会に出演したことがある。

宗教学校のため、宗教行事も多い、入学した生徒は大師教会で受戒を受け、金剛峰寺を参拝する。5月には音楽法会があり個人の目標を奉納する。6月には青葉祭りがあり宗祖弘法大師空海の生誕を祝う。10月には追悼法会があり、高校の出身で亡くなった人々を追悼している。また、明神社大祭にも参加し、神輿をかつぐ。