黄山市
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黄山市(こうざんし、ピンイン:Huángshān)は中華人民共和国安徽省南部にある地級市。その前身は徽州地区であり、1987年、中華人民共和国国務院の批准によって徽州地区を撤廃し、 当時県級市の屯渓市(のちの屯渓区)を中心とする地級市が成立した。市内にある黄山は中国で最も著名な山岳景勝地のひとつで、奇松、怪石、雲海、温泉の「四絶」をもって世に知られている。1990年12月黄山は世界遺産に登録された。
[編集] 行政区画
3区・4県を管轄下に置く。
- 市轄区:屯渓区・黄山区・徽州区
- 県:休寧県・歙県・祁門県・黟県
[編集] 市のシンボル
2006年4月、市民投票で選ばれた候補を専門家が審議し、政府の検討によって決定するという過程を経て、最後に黄山松・黄山杜鵑・紅嘴相思鳥がそれぞれ市木・市花・市鳥となった。