黒又川第一ダム
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黒又川第一ダム（くろまたがわだいいちダム）は、新潟県魚沼市栃山地先、信濃川水系魚野川右支破間川の左支川である黒又川に建設された発電専用ダムである。
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[編集] 概要
黒又川第一ダムは、高さ91mの重力式コンクリートダム。 電源開発株式会社が魚野川流域に水力発電所を建設し、電力供給を行う目的で建設された流域初のダムで、1954年（昭和29年）から1958年（昭和34年）まで、わずか4年間で完成させた。
ダム湖の水は破間川ダム直下流の平石川取水ダムから末沢川第一取水堰堤を経由して取水もされている。 ダム湖には特に名前はないが、夏になると釣り客が朝早くから大勢訪れて釣りを楽しんでいる。
黒又川第一ダム完成後、上流には黒又川第二ダムが1964年（昭和39年）に完成している。 黒又川第二ダム直下に建設された黒又川第二発電所では、かつて上池を黒又川第二ダム、下池を黒又川第一ダムに用いた揚水発電が行われていた。
[編集] 黒又ダム
黒又ダムは、黒又川第一ダムの下流、破間川との合流点付近に建設された東北電力が管理するダム。 信濃川水系で最も古い時期に建設されたダムで、1926年（大正15年）に完成した。 高さ24.5m、玉石張りの重力式コンクリートダムである。
建設時期が古く堆砂が非常に進行しており、堆砂率は89.3%。 貯水池の9割近くが砂に埋もれている状態にあるが、発電には支障がないという。
