1+2=パラダイス
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『1+2=パラダイス』は、上村純子の漫画。1988年から1990年まで月刊少年マガジンにて連載。ルナ先生シリーズとは打って変わり裸体を(思いを寄せる男性にも)見せるのを恥じるヒロインとまったく抵抗のないヒロインを双子とし活躍するのが特徴。OVAも出るなど人気は高かったが、連載後期に勃発した有害コミック騒動の煽りを受けて一部の県で青少年保護育成条例に基づく有害図書指定を受け、連載末期は性的な描写が控えめになりひっそりと終了した。
発行元であった講談社からは最終巻が出なかったが、1995年に松文館の成年コミック体裁でようやく陽の目を見た。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
山本優介は産婦人科をいずれ継ぐ高校生。頭脳明晰だが幼少時に双子の少女から受けたトラウマで女性恐怖症という悩みがあった。そんなある日、自宅に看護婦候補の双子が住み込みで来ることとなる。彼女たちこそ件の双子で2人とも優介が好きだが、姉の中村結花は気立てはよく家事万能、幸せな家庭を築くのが夢で恥ずかしがり屋。妹の梨花は玉の輿を狙い誘惑のため平気で脱ぐ。高校には優介の旧知の「脱がし屋」の異名をとる竜一もおり波乱は広がる。彼が出なくなった(理由は描かれていない)後、入れ替わるように彼女たちより付き合いの古い(偶発的な)ファーストキスの相手、咲田愛美が押しかけ梨花と誘惑合戦を繰り広げる。最終回の前後編では優介と結花はベストカップルと気づき、キスを仕掛けた2人は玉の輿となれるが愛し合う相手を見つけており大団円で終了。
[編集] OVA
「あっちもこっちもプリンプリン」と「対決!桃色姉妹V.S.好色女王蜂」がリリース。前者は原作のアニメ化だが後者は完全オリジナル。原作の梨花と愛美のドタバタと対抗するような内容。