2046 (映画)
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| 2046 |
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| 監督 | ウォン・カーウァイ |
|---|---|
| 脚本 | ウォン・カーウァイ |
| 出演者 | トニー・レオン 木村拓哉 コン・リー |
| 撮影 | クリストファー・ドイル |
| 編集 | ウィリアム・チョン |
| 公開 | 2004年9月29日  2004年10月23日  |
| 上映時間 | 129分 |
| 製作国 | 香港・中国・フランス・ドイツ |
| 言語 | 広東語・日本語・中国官語 |
| 制作費 | $12,000,000 |
| allcinema | |
| IMDb | |
『2046』（ニーゼロヨンロク）は2004年の香港映画。日本公開は10月23日。
『欲望の翼』『花様年華』に次ぐ王家衛の60年代シリーズの3作目。
目次 |
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
1960年代、トニー・レオン演じる作家が香港で滞在するホテルが主な舞台。 ホテルのオーナーの娘フェイ・ウォンは日本から来たビジネスマン木村拓哉と恋に堕ちるが、父親であるオーナーに交際を反対される。やがて帰国する木村。 文通もままならないふたりに、トニーは木村の手紙を代りに受取ろうと申し出る。言葉も通じず遠く国を隔てられた恋人同士にインスパイアされて、トニーは小説『2046』を書き始める。作中に登場する人物たちは永遠の愛を求め「何も変わらない」と云われる“2046”を目指して列車に乗る。この小説の主人公が木村である。
つまり劇中の現実世界の主人公をトニー、劇中劇の主人公を木村が演じている。 この物語の主軸となるふたりの男性とひとりの女性の周囲をとりまくのが、トニーとの恋に溺れる娼婦チャン・ツィイー、トニーと愛を交わしながらも別れを選ぶ賭博師コン・リー、死んだ婚約者との思い出に生きる踊り子カリーナ・ラウなどである。役名や設定はかなりの割合で『欲望の翼』『花様年華』からそのまま流用されている。
5年もの歳月をかけ、アジア各国から大スターを出演させ、何度も撮影を中断しながら常に話題を集め続けた大作である割りには内容はコンパクトに収まっているという印象は否めないものの、良い意味でも悪い意味でもよくまとまった作品である。 映像的には豪華だが、相変わらずモノローグが異常に多く、主人公のキャラクターに発展性が感じられない部分が惜しまれるところ。
NY映画批評家協会・最優秀外国語映画賞受賞。 文春きいちご賞2004年度第8位。
[編集] スタッフ
- 脚本・監督：ウォン・カーウァイ
- 美術・編集：ウィリアム・チョン
- 撮影：クリストファー・ドイル
[編集] キャスト
- トニー・レオン（小杉十郎太）
- 木村拓哉
- コン・リー（五十嵐麗）
- フェイ・ウォン（本田貴子）
- チャン・ツィイー（魏涼子）
- カリーナ・ラウ（塩田朋子）
- チャン・チェン
- ドン・ジェ
- マギー・チャン（特別出演）
[編集] 外部リンク
| ウォン・カーウァイ監督作品 |
|---|
| いますぐ抱きしめたい | 欲望の翼 | 楽園の瑕 | 恋する惑星 | 天使の涙 | ブエノスアイレス | 花様年華 | 2046 | 愛の神、エロス | My Blueberry Nights (邦題未定) | The Lady from Shanghai (邦題未定) | |
