BAD COMPANY
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『BAD COMPANY』(バッドカンパニー)は藤沢とおるの漫画作品、および同作を原作としたVシネマ作品。講談社KCDXとして全1巻が刊行されている。
- 1997年6月発行 ISBN 4-06-319813-8
目次 |
[編集] 概要
漫画『湘南純愛組!』の前史として主人公の鬼塚英吉、弾間龍二の出会いと中学時代の生活を龍二を中心とした視点で描いている(ただし『湘南純愛組!』の際に所々で描かれていた最初の出会いのシーンとは相違点が多い)。英吉と龍二の出会いを描く第1部と、『湘南純愛組!』において龍二の愛機である CBX を手に入れるまでの話である第2部 (BAD COMPANY2) が収録。2部とも「バイク」がキーワードとなって話が展開する。
[編集] ストーリー
弾間龍二は名門・徳丸付属中学から辻堂八中に転校させられた。転校初日、屋上でフテ寝していた龍二は複数の男子生徒の喧嘩に遭遇。その中に一人、血染めのリーゼントの男が。そこには「鬼」が立っていた。
[編集] 登場人物
- 弾間龍二(だんま りゅうじ、Vシネマ版:天野浩成)
- 英吉が強いと知り、喧嘩を仕掛けるがほとんど相手にされなかったが、一度だけタイマンが成立(結果は引き分け)。短期間で学年をほぼ支配下においたが、楽しそうに拾ったバイクを修理する英吉たちの姿を見てやる気を無くし、手伝いをするようになった。髑髏団にバイクを奪われた時には、殴りこみをかけた英吉に加勢した。そこで真樹京介と出会い、運命を変えていく。第2部では夏月と知り合い、 CBX を譲り受けることになる。
- 鬼塚英吉(おにづか えいきち、Vシネマ版:青木伸輔)
- 桜曰く、「趣味は食う事意外ナシ」。辻堂八中には「鬼塚には手を出すな」という暗黙のルールが存在する。フトシ、桜、イサミとよくつるんでいる。仲間想いであり、髑髏団にバイクを奪われた際に真っ先に殴りこみをかけた。終始、龍二とはいがみ合っていたが嫌ってはいないようである。
- 大和桜(やまと さくら)
- 髪はショートヘア。よく突然現れてはパンツを見せている。龍二曰く「パンツ女」。パンツを見られる事を特に気にしている素振りは無い。英吉が髑髏団に殴りこみをかけた際に、道路に立ちふさがって暴走族(暴走天使)に助けを求めた。暴走天使の集会にも参加するようになってからは、手作りの特攻服を作ってきていた。「鬼爆」は彼女の命名によるものである。
- フトシ
- 名前通り、体格は太め。年中ところ構わずエロ本を読んでいる。安達裕実の写真集をもっていたようで、ロリコン呼ばわりされていた。『湘南純愛組!』での英吉と龍二の会話より、東京の私立高校に進学した模様。
- イサミ
- ロン毛にヘアバンドをしているのが特徴。バイクいじりが好きなようで、壊れたバイクの修理において中心となって動いていたようである。
- 真樹京介(まさき きょうすけ)
- 暴走天使(ミッドナイトエンジェル)の総長。龍二が戦慄するほどの威圧感を持つ。宇佐美とタイマンを張った英吉の姿を見て気に入り、英吉たちをチームに誘いこんだ。桜には甘いようで、手作りの特攻服を褒めてたりしていた。
- 魅堂寺学(みどうじ まなぶ)
- 暴走天使特隊。桜の手作り特攻服を見て怒るが、京介になだめられていた。シメられた仕返しに根津にアーミーナイフで刺された過去がある(昌美談)。
- 宇佐美陵(うさみ りょう)
- 髑髏団リーダー。バイクを奪い、フトシとイサミをボロボロにした。後に殴り込みをかけた英吉にタイマンでボロボロにされた。
- 夏月(なつき)
- 夜中、自販機でエロ本を買おうとした英吉たちと偶然知り合う。18歳、不良出身のようである。かなりのドラテクを持つ。京介と面識があり、集会にも参加した。龍二に可能性を感じ、 CBX を託した。
- 佐藤昌美(さとう まさみ)
- 『湘南純愛組!』では板金業を営んでいたが、この当時は悪童らしく髪は気合の入ったリーゼントである。
- 根津アキラ(ねづ アキラ)
- 元は暴走天使の特隊だったが、喧嘩でのメチャクチャぶりから追い出された。夏月の元彼であり、 CBX の持ち主だった。夏月に暴力を振るうが、前はとても大切にしていた描写がある。
- 横川たかし(よこかわ たかし)
- 『湘南純愛組!』にも登場する。辻堂八中の3年生で「鉄面党」のリーダー。それなりに実力はあるようだが、英吉と龍二には相手にされていない。ギャグ担当のやられ役である。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 漫画関連のスタブ項目 | 漫画作品 は | 週刊少年マガジン