Jリーグにおける選手の出場諸条件

[編集] 選手契約

Jリーグでは1チームに付き各試合16人のベンチ入り選手の登録が認められる。内訳は先発選手11人、控え選手5人。(2006年よりJ１のみ18人に拡張)
控え選手の構成についてはいくつかの特別な試合を除き特に制限はなく、必ずしも最大人数を登録する必要はない。ただし各ポジション1名ずつとGK以外のいずれかのポジションがもう1名入ることが多い。
外国人選手は1試合に付き3名までとする。

1試合における選手の交代はGKを含めて3人までとなっている。
なお警告累積を含むラフプレーによる退場があった場合は不足選手分の補充は出来ない。
(例)1名退場の場合、それ以後は10人でプレーしなくてはいけない
また3人の交代枠を使い切ってしまった場合も不足選手分の補充ができないため、GKが試合中の事故や累積警告を含むラフプレーによる退場があった場合、フィールドプレーヤーがGKを担当するケースもある。

J1、J2の各リーグでは累積警告(イエローカード)4回、ナビスコ杯では2回にそれぞれ達した場合、それぞれのリーグ(カップ)戦の直近の試合が出場停止となる。また悪質なプレーがあった場合は審判団によって退場命令(レッドカード)を行う場合もある。（なおJ1は2004年度までイエロー3回で出場停止となっていたが、1シーズン制になるのに伴い変更された）
1回目の場合は1試合、2回目の場合は2試合、3回目は3試合の出場停止となる。また悪質なプレーについてはJリーグの懲罰委員会が別に出場停止試合数を定める場合がある。
なお、リーグ戦とナビスコ杯の予選リーグと決勝トーナメントはそれぞれ別々の大会と扱われており、警告累積についてはそれぞれの大会に影響しないように配慮されている。
(例)ナビスコ杯予選リーグで累積警告1回で終了した場合は決勝トーナメントには持ち越さず、改めて累積警告0回の段階からスタートする。但し、累積警告3回、またはレッドカードなどでの出場停止で第1ステージを終了した場合は決勝トーナメントにもそれが継続される