Last.fm
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Last.fmは、イギリスのLast.fm Ltd.が運営しているインターネットラジオを応用したSNSである。
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[編集] 概要
Last.fmは、ユーザーの音楽的指向を反映するSNSであり、それを通じてユーザー同士の音楽的なつながりをつくり出す。由来はLast FM you ever need(あなたが必要とする最後のFM局)。
[編集] 歴史
[編集] 機能
[編集] チャート
個人用のチャートと全体のチャートが二種類あり、個人のチャートを通じて、その音楽的傾向を分析する。ユーザーのチャートは、iTunesなどにプラグインを導入すると、反映される。
[編集] 日記
ユーザーが好きに日記を書くことができる。日記に対して、アーティストや楽曲を関連づけることが出来、検索する際に、それを紐付けて表示する。自分の所属するグループや、友達だけにその日記を見せるといったこともできる。
[編集] グループ
Last.fm内でグループを形成することができる。そのグループの中で、チャートの表示をしたり、フォーラムに投稿できたりする。
[編集] 友達
自分の知人を友達として登録することができる。登録した友達のチャートを表示することなどができる。
[編集] タグ
自分の好きなアーティストにタグを振ることができる。これにより、さまざまな音楽を分類することができる。また、このタグを通じて、ラジオを作ることができる。
[編集] ご近所さん
ユーザーのご近所さんをチャートなどから反映して、似たような傾向を持つユーザーの聞いている音楽を聞くことが出来る。
[編集] ラジオ機能
チャートで反映されている音楽を、公式のソフトウェアやページのFlashで作られたプレイヤー、プラグインなどで聞くことができる。日本語版では提供されていない。
[編集] 日本での展開
2006年7月25日にはExciteとの提携による日本語版が開始された。しかし、2007年3月現在、日本語が一部おかしいことが指摘されている。 また、Last.fm最大の醍醐味であるラジオ機能が日本語版ソフトウェアに導入されていないことに不満の声をあげる日本のユーザーは多い。 日本で試聴サービスが始まらない理由はJASRACによるものというより、原盤(公衆送信)権を持つレコード会社がLast.fmに対して配信(試聴)許諾をしないということが挙げられる。[要出典]
なお、日本語サイトと英語サイトは中身は同じなので、日本語版をダウンロードしても、ページ右下で英語版及び他言語版に切り替えればラジオ機能は利用できる。また、デザインや機能の面でも日本語版は遅れをとることが多いため、ラジオ機能の利用とあわせて英語版を利用する日本人ユーザーは非常に多い。なお、ページはどの言語もUTF-8でエンコードされているため、他言語にしても日本語が使えなくなるというわけではない。
[編集] 外部リンク
- Last.fm Last.fm イギリスの本家サイト
- Last.fm x Excite Exciteの運営する日本支部
- Last.fm Wiki 有志によるLast.fmの情報サイト