MARTIAL BEAT
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『MARTIAL BEAT』(マーシャルビート)はコナミが2002年に発売したアーケードの音楽ゲームである。コナミの音楽ゲームではあるが、BEMANIシリーズには入っていない。
筐体は『DanceDanceRevolution』(DDR)からフットパネルを取り去り、上部に大きなセンサーユニットをつけたものである。これは当時人気に陰りが見られたDDRの筐体を転用できるようにするためであったが、設置にはDDRよりも広いスペースが必要であったため、導入できたゲームセンターは限られた。
また、1クレジットでプレイできた曲が少なかったこと、指定位置に立ってきちんとポーズをとらないとセンサーが正しく反応しないこと(プレイしているうちに立ち位置がずれることが多かった)、DDRやDance Maniax以上にプレイ時に恥ずかしさを感じることなど、プレイヤーの評判もあまり良くなく、出回りの悪さも手伝ってひっそりと姿を消した。
[編集] 概要
コナミスポーツが全面協力。画面に写るマーシャルビートマスター(エグザスのインストラクター)のとおりに空手、カンフー、キックボクシングなどのポーズを決める。タイミングが合うと画面上に派手なエフェクトが現れたり、必殺技が炸裂する。 曲はDDRと同様にDancemaniaシリーズから選曲されており、曲によってシミュレートする武道が異なる。
[編集] 家庭用
2002年2月と9月にプレイステーション用ソフトが発売された。通常版の他に専用コントローラが同梱されたものも発売された。専用コントローラは業務用と異なり、手足につけてプレイすることで動きを感知した。