Shangri-La (電気グルーヴ)
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Shangri-La | ||
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電気グルーヴ の シングル | ||
リリース | 1997年3月21日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | キューンレコード | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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電気グルーヴ 年表 | ||
誰だ! (Radio Edit) (1996年) |
Shangri-La (1997年) |
ポケット カウボーイ (1997年) |
Shangri-Laは電気グルーヴのシングル。
[編集] 内容
NHK-FM「ミュージックスクエア」EDテーマ。のち日産・テラノCMに使用される。後年メンバー間では「シャングラリ」、「シャンゴリラ」へと改題。同曲は2006年にヒップホップグループのCOOLONにより「Shangri-La ~Poison ポワゾン~」としてカバーされる。なお、COOLONバージョンは歌詞を作詞し直したものになっている。電気グルーヴとしては最高売り上げ記録を持つシングルで、本来の電気グルーヴのイメージとは極端に乖離した楽曲である。メンバーの石野卓球によれば、ドリカムを聞いてるような人たちが間違って買ったら面白いと思って作ったとも語っているが、アルバム『ORANGE』以降レコード会社やメディアに冷遇されてきたと語る電気グルーヴにとって、バンド内での結束は逆に高まっており、その結果として広い意味での「愛」をテーマとして据えたこの曲へと到った事は必然であり、決して変化球ではないとも語っている。砂原の提案から当初よりシルヴェッティの「Spring Rain」のサンプリングを軸に制作する事は決定していたものの、完成したアレンジまでの到達は難航を極めたらしく、各種インタビュー等で苦心の様子が語られている。初期の段階では石野と瀧によるラップの掛け合いで構成されていたというが、そのバージョンは「とても聴かせられない」との事で、以後お蔵入りとなっている。その後も歌詞だけの合宿を行うも全く浮かばず、「ずっと『トロフィー』っていう単語しか浮かばねぇ…」と瀧が弱音を吐いたほど苦しんだ。 なお、この曲のPVのイメージはソープランド。
[編集] 収録曲
- Shangri-La
- Shangri-joppo
- Shangri-La(KARAOKE)
[編集] その他
この曲は元々「作詞・作曲:電気グルーヴ」と表記されていたが、上記の通りシルヴェッティの「Spring Rain」をサンプリングしたため、のちに表記を「作詞:電気グルーヴ 作曲:Silvetti、電気グルーヴ」に改められた。似たような例は八神純子の「パープル・タウン」やORANGE RANGEの「ロコローション」などにも見られる。
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