Tシャツ
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Tシャツ (T-shirt)は、襟の付いていないシャツのこと。
両袖を左右に広げた時にTの文字に見えるため命名された。 素材は綿100%やポリエステルとの混紡の場合が多い。
夏場は上着としての着用や重ね着などにも用いられ、既にラフなスタイルには欠かせない定番のファッション・アイテムとなっているが、元々は肌着。
日本でTシャツが広まった1970年代は、下着のまま外に出ることは「恥ずかしいこと」とされたが、そこを逆手に取った反体制的な雰囲気が若年層に受け、ブレイクした。
[編集] ファッション・アイテムとしてのTシャツの利点
Tシャツは、イメージしたいファッションを安価に、そして気軽に取り入れることが出来る。男性が女性のファッションを取り入れたり、大人が子供のファッションを取り入れたりすることも容易である。
取り扱いの上では、ニット製品であるためしわになりにくく、アイロンがけが不要などイージーケアであることが利点といえる.
1990年代には、男性の間に、体にぴったりフィットした女性向けのTシャツが流行ったことがある(「ピタT」と呼ばれた)。また、従来は子供服として多かったラグラン・タイプのTシャツ(袖だけにカラフルな色がついている)や、キャラクターがプリントされたTシャツを着る大人が、男女問わず増えている。