ノート:Winny
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[編集] 編集方針考えよう
[編集] コメント
Winnyの記事にそのまま追記しよう思ってたのですが長くてうざいので 多分消されるだろうと思ってとりあえずノートに書いた次第です。 記事が詳しなりすぎても困ることはないでしょうが、 専門的な点が多いので新規記事にするのが良いかと思います。 記事名とかどうするのがいいんですかね。詳しい方よろしく。 それから技術的なことはともかく法律面での事はさっぱり。203.165.12.47 20:55 2004年5月29日 (UTC)
適当に書き換えてくれるとありがたいです。
- 「既存のP2Pソフトウェアに対するWinnyの新規性」の項目のように Winny そのものに関する部分は新規記事にする必要は無いし、長いといってもたいした量ではないので裏で草案を作るまでも無く記事にあげてしまっていいと思いますが。また、NPOV のために必要と思われる項目があるのであれば、項目名だけでも表の記事にあげておくべきかと。--61.195.111.84 21:50 2004年5月29日 (UTC)
整形とかとても面倒くさいうえ、wikipediaの思想にそれほど理解があるわけではないのでそこら辺も含めてうまくまとめてくれる方がいるとありがたいのですが。忙しいので誰か引き継いでくれませんか? 203.165.12.47 13:01 2004年5月31日 (UTC)
[編集] 技術的なこと
Winny:特徴
概論、他のソフトとの比較、他のソフトも持っている機能については特に詳しくふれる必要は無いと思われよ。
- Winny:キャッシュ
- Winny:クラスタ化
- クラスタ化の有用性
- Winnyにおける実装
- Winny:ファイルの拡散防止機能
- Winny:開発スタイル
- クローズドソース
- 2chでのテスト
- 国際化されていないことがある意味クラスタ化
[編集] 法律的なこと、しばしば議論されること
はっきりした答えや判例があるわけではないので勝手に結論出さない。 現行法がどうなっていて、何が問題になっているのか。
- Winny独自の議論
- 著作権法から見てキャッシュ、転送中継は合法か違法か
- プロバイダ責任制限法の有効性と適用範囲(個人が取るべき責務はどこまでか)
- ネットとかP2P技術全般に関係すること
- 個人情報や機密情報の流出とその対処について
- 報道や出版が及ぼす影響について(ナップスターは裁判沙汰になって利用者が爆発的に増えた、とかね)
- 現在の著作権制度に関する議論
- 法的責任が不明瞭なことによる技術発展への影響
- Winnyの開発やテストに参加することは違法なのか
- Winnyを利用した結果、非意図的に著作権を侵害した場合でも罪に問われるのか
- 開発者の逮捕の是非
[編集] 既存のP2Pソフトウェアに対するWinnyの新規性
これは草稿です。 問題あるとか技術的誤りがあると思ったら修正お願いしますよ。 良い点、悪い点ではなく目新しい所を挙げていく方向で。
[編集] キャッシュによる転送の効率化
多くのP2Pファイル共有ソフトにおいてダウンロードと共有は同時に行われる。A->Bと転送されたファイルについてはB->Cへと転送可能な状態になる。転送効率を高める手段としてWinMXやeMuleなどのクライアントではA->C、B->Cと並行してダウンロードし、 部分的な情報を結合することでファイルを完成させる。
ただし、BがAからダウンロードしたファイルを改変した場合、僅かでも差異があれば別のファイルと見なされるため同一内容のファイルの複数のバージョンが混在することになる。これは検索効率、転送効率を低下させるという問題がある。
A->C、B->Cと並列してダウンロードすることができなくなるばかりか、Cは自分の求めているファイルがAの持つファイルなのか、Bの持つファイルなのか区別がつかず結果として両方をダウンロードするなど、ネットワークに無駄なトラフィックを発生させる原因となる。
Winnyにおいてはダウンロードされたファイルが編集、あるいは削除されてもキャッシュファイル自体は変更されないため、他のP2Pファイル共有ソフトと比べ、ファイルがオリジナルのバージョンのまま改変されずにコピーされる傾向が高く、転送の効率性を高める要因の一つとなっている。
[編集] クローズドソース
多くの有名なP2Pソフトウェアが企業あるいはグループで開発されている中、個人でこれほどまでの利用者を持つP2Pソフトウェアを開発したのは極めて異端であると言える。 また有名なP2Pソフトウェアの多くは通信プロトコルとそれを利用するソフトウェアとで別々に開発されることが多い。 例えば有名な「Gnutella」プロトコルは仕様が公開されており、「Gnutella」のネットワークに参加するための多くの互換ソフトウェアが存在する。しかしWinnyのプロトコルを利用するソフトウェアは現在のところWinnyだけである。
Winnyはプロトコル仕様も、ソフトウェアのソースも公開されていなかったため第三者による開発の継続ができないなどデメリットがある。(2004年5月現在、開発者の金子氏が逮捕されたことで公式な開発は停止しており、また配布も停止している) だが、クローズソースであることのメリットも存在する。
[編集] プログラムのバージョンアップ速度
Winnyの完全なプロトコルの仕様は開発者のみが理解していた。転送の効率化のためアップデートを繰り返し、従来のバージョンとの互換性がしばしば切り捨てられたが、多くのユーザーが新しいバージョンを歓迎し追従した。初期のWinnyにはアップデートを促すため、一定期間後利用できなくなるような機能が組み込まれていた。
[編集] 非効率的なノードの排除
Winnyの通信においてのアップロード、ダウンロードのバランスは開発者によって調整されていた。例えば、アップロードに貢献しないノードは接続数、接続速度が制限される。
一部のユーザーの中では、法的責任を回避するため、あるいはネットワーク帯域の節約のために、接続数や帯域のユーザー側での調整が行われている。ユーザー側でアップロードとダウンロードのバランスを調整するには、別のソフトウェアを併用する、Winnyのソフトウェア自体を改変するなどの手段を取る必要がある。技術的に困難であるため、多くのユーザーはこの制限を変更しないで使用しているようである。
アップロードに貢献しないノードが増えると中継転送の仕組みがうまく働かなくなり、従来のクライアントサーバー型のファイル配布に対する利点が失われる。
例えば、P2Pを使ったネットワークストリーミングソフトウェアPeerCastでは、この問題は非常に深刻となっており、安定した接続が妨げられることがある。
[編集] 高度な自律調整型ネットワーク
従来のGnutella型の検索では、検索者は自らの探している検索キーをネットワーク上に流し、複数のマシンで検索が実行され結果が返ってくる。例えば1つのノードにつき4つのノードが接続されていた場合は、4→16→64→256→1024台のマシンで検索が実行されていく。 但し、検索要求(クエリー)だけで帯域が埋め尽くされないよう、一定回数検索されれば検索が打ち切られるように工夫されている為、1024→4096→16384台・・・と無限に検索対象が増えていくことは無い。
いくつかのクライアントではファイルのリストを適切にキャッシュすることで効率を高めているが、回線速度やPCの処理速度、及びメモリの容量の限界によりネットワーク上につながっている全てのマシンを検索の対象とすることは不可能である。
Winnyにおいても同様に接続されている全てのマシンから検索することは不可能だが、Winnyは検索キーワード、及び保持しているキャッシュファイルの傾向から、自律的に接続の優先度を調整するという仕組みを持っている。
Winnyは音楽ファイル、映像ファイル、あるいはコピーフリーなファイルといったユーザーの求めているファイルによって自らのネットワーク上に置ける位置を調整し、再配置する。 その傾向のファイルを持っているノードを対象として検索することで、検索のヒット率は高まり、また転送効率も劇的に向上する。
クラスタ化と呼ばれるこの機能は、Freenet型P2Pで問題となる検索効率、転送効率を実用的なレベルにまで高めたとして開発者の間で高く評価されている。
P2Pソフトウェアの中には、ノード間での応答速度や転送速度を計測し、物理的に近い位置にあるノードと接続することで転送速度を高めるものがあるが、検索キーワードや共有ファイルまで考慮した効率的なネットワークの再配置を実用化したのは、おそらくWinnyが世界で初めてである。
[編集] ファイルの拡散防止機能
Winnyにおいて一度、配布されたデータについてはいかなる手段を用いても完全な削除は不可能とされているが、これは同様のファイル共有ソフトウェア全てに言えることであり、Winny特有の問題ではない。むしろファイルの拡散防止機能においては他のP2Pファイル共有ソフトウェアよりも優れた機構を備えている。
Freenetの場合はその開発目的からより匿名性を高めることに重点を置いており、自らがどのようなファイルを中継・キャッシュしているのかを知る手段はない。ファイルの拡散においては、キャッシュファイルがユーザーの定めたサイズ以上ディスクを消費すると需要の少ないファイルから自動的に削除されていき、キャッシュを所持するノードが減るにつれてキャッシュに対応するファイルはダウンロードしづらくなる。
Winnyの場合、Winny自体の機能を使って自らがどのようなファイルをキャッシュしているのかを知ることができる。現在中継しているファイルが何であるかは暗号化された通信を解析する必要があり、Winny自体の機能としては存在していない。Winnyには自動的にキャッシュファイルを削除する機能を備えておらず、ディスクに空き領域がある限りはファイルを無制限にキャッシュしていくが、無視条件を登録することでキャッシュ及び検索キーから削除することができる。
Freenetでは、自らの意志にかかわらずファイルが中継・キャッシュされるため、例えば「児童ポルノの拡散に協力したくない」と思っている場合でも、キャッシュされる可能性を排除することはできない。 ファイルの拡散は需要と供給のバランスによってしかコントロールされない。
Winnyの場合は、自らの意志で中継・キャッシュしたくないファイルを指定することが可能である。近隣のノードが同じ無視条件を使うことでファイルは検索にかからず、また転送されることもなくなるためファイルはダウンロードしづらくなり、拡散を防ぐことができる。
無視条件の登録にはファイル名、ハッシュキー、ファイルサイズなどの条件を指定できるためファイル名自体が個人情報を含むような場合でもハッシュキーを使った指定をすることで ファイル名を知ることなくキャッシュを削除することができる。 自ら無視条件を登録するか、あるいは信頼できる無視条件をコピーして使うことで自分の望まないファイルの拡散をコントロールすることが可能である。
また、無視条件に一致する特定のキャッシュを保持しているノードとの接続優先度を下げる機能があり、多くの利用者が望まないファイルを拡散しようとするノードは緩やかにネットワークから排除される。
いずれの場合もキャッシュについてであり、キャッシュから変換されたデータを削除するかどうかはあくまでユーザー自身の采配によるものである。 全てのファイルコピーと同様にコントロールの及ぶところではない。
[編集] 最新の情報との差異、疑問点
若干情報が古くなっているような気がします。 現在の情報と同期するために以下のような項目の反映が必要な気がします。
[編集] AntinnyをAntinnyと命名したのはMicrosoftか?
ウィルスの命名には幾つも種類があるが、少なくともMicrosoft以外のベンダが命名していると考えた方が自然だと思う また、駆除結果が20万件を超えたという情報がある。 Microsoftのプレスリリース
- 2003年の段階で命名されているので、明らかにMicrosoftではないでしょうね。http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/08/11/114.html -- Kano 2006年2月20日 (月) 12:57 (UTC)
[編集] 書籍Winnyの技術の内容に関して
実際に所持していないために確認できませんが、~~だと思われるという部分の書き換えが必要と思います。 また、一部ではこの書籍のPDFをWinny上で流すという話が有ります。 金子氏自身はWinnyネットワークとの接触を禁じられているので別の方が流すそうですが。
81.56.248.15の修正は、ノートの議論そのものを削除していたためrevertしました。 ノートで他者の発言を削除したのでは、議論できません。81.56.248.15には、議論の経過を残すこと自体を考慮してうえで改めて発言を望みます。Poppy 2004年9月17日 (金) 11:03 (UTC)
[編集] 違法性
「違法にダウンロード」というのは判例的に確定されているのですか?いままでダウンロードで逮捕されたという話は聞いたことがありませんが…。 59.85.67.251 2006年3月15日 (水) 17:33 (UTC)
- 自分も知りたかったので「ウィニーなどのファイル共有ソフトで著作権のあるファイルをダウンロードしたら違法ですか?」とメールで警察に聞いてみたところ。
- 「ウィニーはそのシステム上、ダウンロードしたファイルをコピーして、自分のパソコン上で公開する形になりますから、著作権のあるファイルをダウンロードすることは違法の可能性が高くなります。また、起動状態では、他人がやりとりする仲介役として、自身のパソコン内にもコピーされたファイルが蔵置され、公開していますから、パソコンの所有者の知らない間に著作権のあるファイルを公開している状態となる可能性があります。」との返答でした。
- 映画などをダウンロードしたなと思っても警察がソースコードを持ってるしWinnyのユーザーのIPアドレスが分かるソフトもありますので一斉捜査をしたり映画会社などが損害賠償請求をする可能性は否定できませんのでしない方が良いと思います。ゴンボ 2006年5月6日 (土) 09:08 (UTC)
[編集] プロバイダ規制に関する記述
ニフティ株式会社へこの規制の件をメールで問い合わせたところ、(以下、括弧内は引用) 「このたび報道された通信規制は、Winnyを中心としたファイル交換ソフトを対象に、 首都圏エリアで試験的に実施しているものです。なお、完全に通信を遮断することはいたしません。」 とのことです。全国規模までの規制は現段階では無いとのことなので「全契約者」とは誤りです。Posted by Lazy-lion 2006年4月14日 (金) 10:22 (UTC)
[編集] 金子勇のリダイレクト削除提案
そろそろ、金子勇の項目をWinnyの記事へのリダイレクトを削除すべきと思いますが、如何でしょうか?金子勇氏については、Winnyの作者としては有名ですが、Winny以外にもプログラムを開発しており、IIJが作ったSkeedCastというプログラムのセキュアP2P技術部分を開発しましたし、Winnyに特化することはないと思いますので、金子勇のリダイレクト削除を行った方が宜しいかとは思います。king-wise 2006年4月19日 (水) 02:30 (UTC)
[編集] これは特定製品の広告では?
>業務で使用するパソコンでWinnyをするのは論外であるが、不測の事態に備え
>ファイヤーウォール側でWinnyの使用するポートをふさぐなど、
Winnyによるトラフィックであると推定してポートを塞ぐファイアーウオールは、商品として市場に出されている物しか無いと思います。巧みに危機感を募らせ、商品を売り込む、広告記事商法に思えます。例えばipfwなどで具体的なACLはこうである、というドキュメントのポインタを示せるぐらいでなければ、この一文は削除されるべきではないでしょうか?
ちなみにWinnyは特定のポート番号という物を使いません。乱数で決められます。
Konoa 2006年5月6日 (土) 06:49 (UTC)
- ポート番号80 (http) や21 (ftp) などの既知のポート以外のすべてをブロックする設定にすれば、Winnyのトラフィックであるかを推測する必要はないかと思います。この程度の機能であれば、フリー、シェアを問わず、多くのファイアウォールで設定できるため、スパムにはあたらないかと思います。 --Tomika 2006年5月9日 (火) 03:57 (UTC)