XB-55 (爆撃機)
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XB-55(Boeing XB-55)とは、ボーイング社が開発した戦略爆撃機であるB-47の別バージョン。B-47の推進力をターボプロップエンジンとしたバージョンであった。エンジンはアリソンT40を4発取り付けるというものであった。この計画は初期のジェットエンジンは燃料効率が悪く推力も弱かったため、航続距離を期待できるターボプロップにしようとしたものである。
実際にXB-47DのエンジンをライトYT49に換装した機体を飛行させることに成功した。しかし、速度が500mph(およそ800Km/h)と予測されたため、B-47よりも性能が劣るため価値なしとして計画は破棄された。