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『おばけのホーリー』(en:Horry)は、わたなべめぐみによる児童書『よわむしおばけ』を原作としたテレビアニメ作品である。
1991年1月28日～1992年4月3日までNHK総合テレビジョンにて17:50～18:00の時間帯で放送された。全200話。後継作は『はりもぐハーリー』である。
[編集] 登場人物
- チョコレートのおばけ ホーリー（声：兼子由利子）
- 原作ではコールタールのおばけ(名前もコールタール)だったが、アニメ化にあたって変更された。
- キャンディのおばけ キャンディ（声：小林優子）
- ピーマンのおばけ ピートン（声：滝口順平）
- トイレットペーパーのおばけ トレッパー（声：中尾隆聖）
- モップのおばけ モップス
- トマトのおばけ トマトマト（声：山田妙子）
- やかんのおばけ ケットルン
- クレヨンのおばけ カクゾー
- プチトマトのおばけ プッチー
- 電気スタンドのおばけ ピッカリン（声：山口勝平）
- 透明なおばけ ボイスン
- マイクのおばけ マイクロン
- 毛糸のおばけ ムクムク（声：天野由梨）
- パンのおばけ パパン
- ソフトクリームのおばけ クリーム
- 電子レンジのおばけ レンジマル
- アイスのおばけ アイスくん
- 包帯のおばけ グルグルン（声：白鳥由里）
- トレーニングのおばけ ムキムキン（声：江原正士）
- 台風のおばけ フクゾー（声：弘中くみ子）
- ゴボウのおばけ ゴボンジャ（声：三木眞一郎）
- 電話のおばけ ベルベル（声：平松晶子）
- マットのおばけ マットン（声：玄田哲章）
- ウォークマンのおばけ ステレオン（声：ゆきじ）
- アイロンのおばけ ペッタロン（声：白石文子）
- ジャンケンのおばけ グーキー（声：中村大樹）
- ジャンケンのおばけ チョキー（声：波岡晶子）
- ジャンケンのおばけ パーキー（声：森川智之）
- 石けんのおばけ バブルン（声：菅谷政子）
- 召使いのおばけ ブロックン
- 時計のおばけ カッチンコ
- イチゴのおばけ スローリー
- リモコンのおばけ シャトルン
- ラッパのおばけ パッパラパ
- たわしのおばけ タワシン
- ダイヤモンドのおばけ キラキラン
- 笑い茸のおばけ ケラケラ
- リボンのおばけ リボンヌ
- ジグソーパズルのおばけ パズルン
- 塩のおばけ ソルトン
- ピーマンのおばけ ピートリン
- 風邪のおばけ セキコンコン
- ホテルにいたおばけ ゴーストン（声：三木眞一郎）
- 料理人のおばけ クッキングー
- スタンプのおばけ スタンプー
- 絵の具のおばけ カラフルン
- かかしのおばけ カカーシン（声：ゆきじ）
- テレビのおばけ テレビン
- ピーマンのおばけ ピーママン
- ヘアーセットのおばけ ブラッシー
- 鏡のおばけ ミラクルン（声：田野恵）
- ガマグチのおばけ ガバチョ（声：西原啓太）
- 探偵のおばけ コロンボン（声：中村ひろみ）
- タオルのおばけ タオリン（声：岡部美和）
- ニャンタロウ
- バラキュラ
- ヘンナモノスキー
- イジワルーヌ（声：京田尚子）
- カルレオーレ
- マジョベティ（声：平松晶子）
- マジョビアンカ（声：向井真理子）
- シツケルダー（声：梁田清之）
- マリアカラス
- 子カラス
- ダジャレア
- スティンキー
- カウン太
- ロザンナ
- スパルタン
- ベビル
- マジョガレッタ
- サンタ
- マジョデブリン
- メロナップル
- イジワルイザ
- キングワン
- キングツー
- キングスリー
- ボヨヨン
- ヤブコフ
- ミンミン（声：熊谷ニーナ）
[編集] スタッフ
- 原作：わたなべめぐみ 「よわむしおばけ」より
- 監督：岡崎稔
- シリーズ構成：中村修
- キャラクターデザイン：原ゆたか、今沢恵子
- 美術監督：坂本信人
- 音響監督：山田悦司
- 音楽：エジソン
- アニメーション制作：スタジオジュニオ
- 製作：NHK
[編集] 主題歌
- オープニング
- 「約束するよ」（作詞：相原勇、作曲・編曲：Back Skippers、歌：相原勇）
- 「あ・そ・ぼ・ぜ」（作詞：谷穂ちろる、作曲・編曲：Back Skippers、歌：相原勇
- エンディング
- 「おばけは大さわぎ」（作詞：中村修、作曲・編曲：越部信義、歌：兼子由利子）
- 「おばけは大さわぎ」（作詞：中村修、作曲・編曲：越部信義、歌：滝口順平）
- 「おばけは大さわぎ」（作詞：中村修、作曲・編曲：越部信義、歌：中尾隆聖）
- 「おばけは大さわぎ」（作詞：中村修、作曲・編曲：越部信義、歌：小林優子）
- 「おばけは大さわぎ」（作詞：中村修、作曲・編曲：越部信義、歌：バケバケ合唱団）
- 挿入歌
- 「おばけのホーリー」（作詞：谷穂ちろる、作曲・編曲：Edison、歌：兼子由利子）
- 「レディーですもの」（作詞：谷穂ちろる、作曲・編曲：Edison、歌：小林優子）
- 「ウワサのトレッパー」（作詞：谷穂ちろる、作曲・編曲：Edison）
- 「おばけにゃんかこわくない」（作詞：谷穂ちろる、作曲・編曲：Edison、歌：江原正士）
- 「オレにまかせとけ！！」（作詞：谷穂ちろる、作曲・編曲：Edison、歌：滝口順平）
[編集] 放映リスト
- 1.「ぼくがおばけのホーリーだ」
- 2.「ホーリーがんばる!」
- 3.「出たぞ、こわいぞ!ニャンギラス」
- 4.「ヨワムシナオールをのみなさい」
- 5.「ドロボーさんのお手伝い?」
- 6.「おばけはつらいよ」
- 7.「ホーリーとわんぱくふたご」
- 8.「くしゃみが出たホーリー」
- 9.「飛びたいおばけ」
- 10.「びっくり販売機」
- 11.「チョコレートこわ～い」
- 12.「ニャンギラスをやっつけろ」
- 13.「マジョリーヌさまのヒミツ」
- 14.「ホーリーのきもだめし」
- 15.「おかしな旅行カバン」
- 16.「モップス先生はおばけの名人?」
- 17.「ホーリーの誕生日」
- 18.「おばけのスカウト」
- 19.「おばけいないいない博士」
- 20.「ホーリー遊園地へ行く」
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- 21.「ニャンギラスの強さの秘密」
- 22.「正しいおばけへの道」
- 23.「おばけバザーは大さわぎ」
- 24.「マッチョマンになりたい」
- 25.「ホーリーとふしぎな帽子」
- 26.「マジョリーヌのたからもの」
- 27.「トレッパー大ピンチ!」
- 28.「ニャンギラスの恋」
- 29.「びっくりケーキ」
- 30.「ホーリーとおばけ研究家」
- 31.「ホーリーのお弟子さん?」
- 32.「インチキおじさんをやっつけろ」
- 33.「ホーリーを取りもどせ」
- 34.「旅姿ニャンタロウ」
- 35.「ホーリーのヘンテコ野球」
- 36.「ホーリーはチョコレートボンボン」
- 37.「追いかけられたマジョリーヌさま」
- 38.「ホーリーがまっ白け?」
- 39.「ホーリーと元気おばあさん」
- 40.「また出たぞ!おばけ研究家」
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- 41.「香織のゴーストハンターズ」
- 42.「大変!ミニカーがこわれた」
- 43.「占いは大当り!?」
- 44.「カーメン王のヒミツ」
- 45.「ホーリーはお坊ちゃま」
- 46.「しゃっくりが止まらない」
- 47.「ロボットはチョコがお好き」
- 48.「夢占いでバケバケバー」
- 49.「首かざりを取りかえせ!」
- 50.「宇宙飛行士ホーリー」
- 51.「ホーリーがふたり?」
- 52.「トマトマトはさかさまコロン」
- 53.「郵便で～す!マジョリーヌさま」
- 54.「あばれんぼうのケットルン」
- 55.「マジョババさまがやってきた」
- 56.「かげはけがのもと」
- 57.「化けられないホーリー」
- 58.「ニャンギラスの目にも涙」
- 59.「らく書きおばけカクゾー」
- 60.「いたずらおばけプッチー」
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- 61.「フクレールで空の散歩?」
- 62.「ピッカリンはUFO?」
- 63.「マジョリーヌの魔法のタクト」
- 64.「カタマールで大さわぎ」
- 65.「マジョリーヌさまのオーディション」
- 66.「おばけは特ダネ」
- 67.「もうごめん!チビデカ光線」
- 68.「ホーリーのおばけラジオ」
- 69.「ホーリーのおばけ退治」
- 70.「バケバケバーで100点満点」
- 71.「ニャンギラスの猫コンテスト」
- 72.「マイクロンをつかまえろ!」
- 73.「カエルになったピートン」
- 74.「お家をとられたホーリー」
- 75.「びっくり!ハラヒレホレ薬」
- 76.「ぼくらを旅行につれてって!」
- 77.「ぼくにシッポがはえちゃった」
- 78.「おばけはおばけが怖い?」
- 79.「泣き虫おばけのパパン」
- 80.「ホーリーの魚釣り大会」
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- 81.「ぼくは映画スターだ」
- 82.「キャンディのライバル?」
- 83.「テレビでばけばけバア!」
- 84.「おさわがせ魔女ロージー」
- 85.「行かないで!おまわりさん」
- 86.「ヘンナモノスキーおじさん」
- 87.「ホーリーといじわる魔女」
- 88.「ホーリーと赤いくつ」
- 89.「忍者おばけは修行中」
- 90.「バスバス止ーまれ!」
- 91.「出た!恐怖のアイスくん」
- 92.「眠れる森のマジョリーヌ」
- 93.「包帯おばけのグルグルン」
- 94.「ショコラじいさん最後の魔法」
- 95.「新発明ヨイコニナール」
- 96.「ピートンのシンデレラ物語」
- 97.「ウリウリの不思議なウチワ」
- 98.「おばけもトレーニング」
- 99.「キャー!カルレオーレさま」
- 100.「台風おばけフクゾー」
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- 101.「奥様は魔女?」
- 102.「ヒゲがはえたおばけたち」
- 103.「ネクラおばけを笑わせろ!」
- 104.「ものまね小僧ベルベル」
- 105.「スチャラカおばけだマットンだ!」
- 106.「ホーリーの魔法のシュート」
- 107.「ロージーはおじょうさま?」
- 108.「おばけ失格?ステレオン」
- 109.「アイロンおばけはペッタンコ!」
- 110.「グーチョキパーがやってきた」
- 111.「カカラスはおどかし上手?」
- 112.「おまもりを取り返せ!」
- 113.「みにくいカラスの子」
- 114.「バブルン君はジェントルマン」
- 115.「ロージー 対 おばけ研究家」
- 116.「ホーリーと王様」
- 117.「カカラスの七つの子」
- 118.「積木おばけのブロックン」
- 119.「ホーリーはカメレオン?
- 120.「年に一度のお祭りだ」
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- 121.「帰ってきたニャンタロウ」
- 122.「カッチンコはいらいらセッカチ」
- 123.「大きくなったホーリー」
- 124.「動物園でシールニナール」
- 125.「ダジャレアってだれじゃ?」
- 126.「マジョババさまの探し物」
- 127.「テンポアップだスローリー」
- 128.「リモコンおばけのシャトルン」
- 129.「ラッパのおばけのパッパラパ」
- 130.「スティンキーが飛び出した」
- 131.「いたずらカラスの巣立ちの日」
- 132.「落ちこんだピートン」
- 133.「ショコラハウスのオバケ騒動」
- 134.「マジョリーヌさまは不眠症」
- 135.「ホーリーのいちばん長い日」
- 136.「数字大好き!カウン太君」
- 137.「思い出のドロボーさん」
- 138.「タワシンはきれい好き」
- 139.「ロザンナおばさんを追い出せ」
- 140.「ダイヤモンドはキラキラン」
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- 141.「ホーリーは孫悟空?」
- 142.「笑い出したら止まらない」
- 143.「しゃべらないキャンディ」
- 144.「消えるマントが消えちゃった?」
- 145.「恐いぞ!スパルタン先生」
- 146.「カカラスをやっつけろ!」
- 147.「ベビルは魔法使いベイビー」
- 148.「初めてのクリスマス」
- 149.「リボンヌのニコニコリボン」
- 150.「ジグソーおばけのパズルン」
- 151.「ホーリーのカンフー入門」
- 152.「マジョデブリンはくいしん坊」
- 153.「甘くてこわ～いメロナップル」
- 154.「しょっぱいおばけソルトン」
- 155.「若返ったマジョリーヌさま」
- 156.「ピートンのお嫁さん?!」
- 157.「ホーリーはニャンギラス?」
- 158.「魔女になったキャンディ」
- 159.「セキコンコンにご用心」
- 160.「おばけホテルへようこそ」
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- 161.「ホーリーの大事な約束」
- 162.「クッキングーはお料理上手」
- 163.「木馬のプレゼント」
- 164.「トレッパーがとんでった」
- 165.「小さな魔女のイジワルイザ」
- 166.「ショコラハウスは大はんじょう」
- 167.「復活!海賊三兄弟」
- 168.「三つの玉を探せ!」
- 169.「腹ペコ海賊をやっつけろ!」
- 170.「ウリウリがやってきた」
- 171.「ホーリーはよわむしおばけ?」
- 172.「○×ぺったん!スタンプー」
- 173.「ニャンギラスがしゃべった」
- 174.「伝説の勇者ホーリー」
- 175.「カラフルンで街はカラフル?」
- 176.「さらばニャンタロウ」
- 177.「タイムマシンで大騒ぎ」
- 178.「カカーシンのかたきうち」
- 179.「テレビの世界でてんてこまい」
- 180.「ピートンのママがやってきた」
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- 181.「強敵ピカコップ現わる」
- 182.「新発明!ワスレール!?」
- 183.「ロージー対ボヨヨン」
- 184.「ヤブコフ先生は名医さん?」
- 185.「オシャレはおまかせブラッシー」
- 186.「魔法の猫のミンミン」
- 187.「ヘタをとられたピートン」
- 188.「香織の白雪姫騒動!」
- 189.「鏡でおどかせミラクルン」
- 190.「空とぶサーフィン」
- 191.「マジョリーヌさまは優等生?」
- 192.「ガマグチおばけのガバチョ」
- 193.「かわいいベイビー」
- 194.「対決!?科学者とおばけ研究家」
- 195.「コロンボンは名探偵?」
- 196.「トレッパーの恋」
- 197.「王女さまはマジョリーヌ?」
- 198.「トシトールで年とる?」
- 199.「ホーリーの大変身」
- 200.「おんなじがいっぱい?」
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[編集] 特別編
[編集] 放送形態に関する補足
本作品は1991年1月28日にNHK総合テレビジョンで放送を開始し、1992年4月3日のスペシャル番組(177～179話)をもって終了した。しかし、期間中に特別番組等でしばしば放送を休止したため、本放送終了時点で21本の未放送エピソードが残った。
1992年4月6日からNHK教育テレビジョンで再放送開始。その後、未放送エピソードだけで構成されたスペシャル番組を4回にわたってNHK教育テレビジョンで放送。その内訳は1992年5月5日の180～183話、11月3日の184～187話、12月31日の188～191話(この回のみNHK総合テレビジョン)、同12月31日の192～195話である。さらに1993年4月6日～4月12日に通常の再放送枠で196～200話を放送し、ようやく全話の放送を達成した。
また、第200話の「おんなじがいっぱい?」が特別編としても扱われている理由は少々込み入っている。前述の通り、本放送終了後の1992年4月6日からNHK教育テレビジョンの夕方枠で再放送が開始されたのだが、同じエピソードが翌日の朝(8:50～9:00)にもう一度放送されていた。そうなると、初日の朝にいったい何を放送するのかが問題となる。そして実際に放送されたのが「おんなじがいっぱい?」であった。このエピソードはこれが初回放送であったから、本来は第180話として扱うべきである。しかし編成の都合により放送されたものだったため、話数には含めない特別編として扱うことになった。
[編集] こぼれ話
- ホーリーたちを追い回す少女、香織の苗字は「たかやま」である。112話でテスト用紙に「たかやま かおり」と名前を書いていた。おそらく声を担当している高山みなみからとった後付の苗字である。
- キャンディたちから「おばけを信じないサイエンスじいさん」と呼ばれている科学者の名前は「マッド＝サイエンティスト」である。
- 51話でホーリーが性格の違う2人に分裂したり、67話でピートンとキャンディが光線を浴びて小さくなったり、157話でホーリーとニャンギラスの魂が入れ替わったりするのはアンパンマンにも同じような話がある。またアンパンマンと似たような特徴を持ったキャラクターが多く登場する。
