かしましハウス
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『かしましハウス』は、秋月りす著の4コマ漫画作品。若草物語をモチーフとした、現代版・秋月版若草物語(単行本の作者コメントでも、若草物語への言及が見られる)。竹書房の4コマ誌「まんがライフオリジナル」に2004年まで連載されていた。2005年以降でも時折新作が書かれる。単行本は全8巻
目次 |
[編集] ストーリー
4人姉妹とお父さん+犬の6人(?)家族の日常生活に起こる楽しいエピソードを紹介するという形式の4コマ漫画。主に母親代わりである、ひとみの視点で描かれることが多い。野田四姉妹の母親は故人であるが、母親不在を元にした不幸なエピソードなどは基本的に描かれない。
[編集] 登場人物
- ひとみ
- 野田家の長女。ジュニア小説家。眼鏡で長髪、髪質は柔らかい癖毛。栗色なのも生まれつきらしい。ロマンチストだが妙に現実的で、妙齢のお年頃だが縁が無い。亡き母に代わり、家庭を切り盛りしている。その忙しさの所為か(?)、未だに作品がヒットしない。
- ふたば
- 野田家の次女。OL。スポーツジムに通う体育会系。黒髪短髪で髪質は硬い直毛。野田家随一の力自慢で、サバイバル力と危機回避能力に長ける。ただし怪談・幽霊にはめっぽう弱く、神経性の下痢になりやすいデリケートさも持つ。
- みづえ
- 野田家の三女。女子大生。栗色のストレートの長髪で髪質は柔らかい直毛。寝てばかりで、目を開けたまま眠ることまで出来る。鋭い観察眼と芸術的才能に恵まれる。懸賞でよく当てる強運者だが、基本的に「自分が欲しいもの」を当てるため他の家族を落胆させることも。ひとりだけ顔が似ないが、いざと言うときには……。まれに読者にシグナルを送っていると受け止められる描写がある。
- よもぎ
- 野田家の四女。小学生。常に黒髪を三つ編みにしている(髪質は硬い癖毛)。母親を知らず、個性的な姉たちに囲まれて育ったため、小学生ながら非常にしっかりしている。正義感が強く、家族や友人を傷つけた相手には容赦なく制裁を加える場面も。勝負強いが競争は苦手で、運動会の徒競走では常に3位(常に5位だったひとみ、常に1位だったふたば、競争嫌いのみづえ、それぞれの影響と思われる)。
- お父さん
- 4人姉妹の父。会社員。妻を亡くして10年の男やもめ。よもぎと歳が離れているので祖父に間違われることもある。
- お母さん
- 4人姉妹の母。故人だが初期は希に回想シーンなどに登場する。四人姉妹であることに危惧し野田家のお風呂を大きく改築したあたり、しっかり者だったと思われる。作中では、どのように亡くなったか明らかにされておらず、また不在を感じさせないように描写されている。
- ゴロー
- 野田家の飼犬。メスだが父の要望でオスの名前を付けられた。劇中作品「ゴローと歩けば」では野田家に来た頃をゴロー自身が回想している。それによると当時既に野田家のお母さんは故人だった。
- 編集者
- ひとみの担当の編集者。女性。初登場時には新人だったが、次第にプロらしくなっていく。思ったことがつい表に出てしまうおっちょこちょい。
- 先生
- よもぎの担任の女性。大学生の妹が居り、よもぎと妙な連帯感がある。デート現場をひとみに見られたり、旅行で相当太ったり、といじられキャラ。
[編集] 年齢設定
作中では季節感はあるもののキャラクター自体は成長せず、みづえ、よもぎは常に学生のままである(いわゆるサザエさん効果)。キャラクター全員の年齢や生年月日も基本的に曖昧で、作中から何となく推測できるが明確な年齢は明らかにされない。そのため四姉妹の誕生日に関するエピソードは存在しない(お父さんには還暦間近や誕生日の話がある)。よもぎだけは小学校6年生であることが作中で明かにされているが何歳かは不明。
[編集] 外部リンク
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