こしらIN
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こしらIN(こしらいん)は落語家・立川こしらがパーソナリティを務めるインターネットラジオ番組である。立川こしらと梶田夕貴の金曜マッカーサーの終了をうけ2005年(平成17年)3月3日より、毎週金曜日に「すときゃ!」で放送されている。そのため金曜マッカーサーは事実上前身番組となる。
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[編集] 概要
- 2006年3月3日より毎週金曜23:00-23:54「すときゃ!」にて放送開始
- 2006年6月30日をもって事実上前身番組「金曜マッカーサー」からディレクターを勤めた美人Dが降板し、今までのコーナーがすべて終了した。
- 2006年7月7日で番組オープニングで流れる映像が変わりほとんどのコーナー終了(といっても名前が変わったりするぐらい)と番組がリニューアルをする。
- 2006年9月から1ヶ月間は、実験的にアーカイブ(過去の放送)の公開を行わない事になり同時に1ヵ月限定で黒澤あげはがアシスタントとして加入し、立川こしらにとって半年ぶりのパートナーを組んでの放送となる。ただし、こしらはほとんど黒澤あげはを番組の構成上「黒澤監督」と呼んでおり(黒澤監督映画企画(後述)を参照のこと)本名で呼ばれたことはほとんどなかった。
[編集] 特徴
- 金曜マッカーサーから継承されている「リスナー参加型」の積極な実践をしている
- こしらINになってからは、ほとんどコーナーが不安定な状態にあり、すでに何度もリニューアル等を繰り返しているが、これは決してテコ入れではないと思われる。放送回数=リニューアル回数といっても過言ではないが、最近はようやく安定し、新コーナーを気まぐれで作るというスタイルが定着しつつある。
- コーナー説明することはほとんどないため、リスナーから「どうゆうメールを送ればいいのかわかりません」という内容のメールが来ることも少なくない。
- こつをつかんだ常連リスナーの投稿が目立つため新規リスナーの参入が難しく、一部のリスナーがコーナーのハードルを高くしてしまう現象が見られる。
- 金曜マッカーサーでは梶田夕貴の都合で音声のみ放送だったが、こしらINになってからは映像配信も開始されたが豪華なオープニング映像が流れそのあと生放送のスタジオに変更されるのだが、画面は全画面に表示されずにワイプで表示される状態で番組が進行される。これはスタッフ側のミスと思われがちだが故意にやっている。
- 金曜マッカーサーではあまり聞けなかった立川こしらのトークも聴ける。
- 曲を紹介する際は前フリが異常に長くワンコーラス目が終了してから曲が流れるということが多い。
- さきむらとしゆきの曲をよく流すがアルバム「月の下でダンス」発売前後はどの曲が流れてきても曲紹介はそのアルバムの収録曲である「birds」であった。
- 立川こしら自身はマッキントッシュユーザーで視聴に必要な推奨環境であるWinamp(2006年6月30日まで)が動かないため自分の番組を聴いたことがないという発言をしている。
- WindowsMediaPlayerに移行したことを機に立川こしらは「WindowsMediaPlayばんは!」と挨拶することがある。
- 2代目ディレクター「竹を割っ太君」に変わってからはオープニング曲をフェードアウトせずに曲を途中で停止するというある意味斬新な方法で操作しており、毎回立川こしらに突っ込まれる。2006年9月15日の放送でついにフェードアウトをおぼえたため、立川こしらが驚く一幕があった。最近では音楽の音量を上げるという技を取得したらしく、立川こしらを困惑させている。近頃はカットインとカットアウトを覚えたらしくオープニングテーマはいいように切られたり戻ったりと悲惨な目になっている。
- 2007年1月頃から番組スタッフのらくだ師匠が一番気に入ったネタに「らくだ師賞」という賞が授与される。賞をもらってもノベルティーなどはないため名誉のみである。
- あまりにも酷い下ネタの場合「バカパクポイント」が溜まり。10ポイント溜まるとIPアドレスが削除されるという罰則がある(勿論ジョークである。当初はすときゃ!からアクセス禁止という罰則であった。)。
[編集] コーナー
- ザッツ!こしらメンテーター
- ラジオ日本にて朝の情報番組をやっている立川こしらに喋ってほしい時事ネタを募集するコーナー。
- 政府の陰謀田中!
- 政府の陰謀を教えてもらうコーナー。基本的に水道水の中には政府が薬を入れているというこしらの妄想から始まったコーナでありそれがレギュラーのお題となっているが、現在ではいろんなものに政府が薬などを混入している現状を報告するコーナーでもある。
- 俺とナナコとYシャツとセカンドインパクト
- 謎かけシリーズ(後述)と俺とナナコとYシャツ(後述)を統合したコーナー。2006年10月20日の放送で、リスナーの勝手なコーナー名変更メールによってタイトルが変わった。BGMは「ふたりのもじぴったん(fine c’est la mix)」を使用している。最近では立川こしらが「ふたりのもじぴったん」の適当な替え歌を歌っているが替え歌を募集しているわけでない。送っても当然歌われない。
- 今週のこしらOUT
- Podcast用に収録した音源をどこのアップローダーサイトにUPしたかを発表。また感想も募集する。2006年12月8日の放送からは番組特製のアップローダーサイトが出来たので今後はこのサイトにアップされる。
- 大好き!朝帰り!とか
- リスナーから朝帰りの体験談を募集するコーナー。朝帰り体験の他に前身のコーナーである「大好き!美和ちゃん!」から続いている自殺理由も引き続き募集しているが実際のところは様々なことの理由が紹介されることが多い。タイトルは「うれしはずかし朝帰り」からとっていると思われる。
- さきむラジヲの打ち合わせ風景
- さきむラジヲのエンディング原稿を書いてもらうコーナー。2006年10月27日の新コーナー乱発で唯一生き残ったコーナーである。フォーマットはあるがいわゆる珍文系のコーナーである。
- 第2回総選挙始まります!
- 放送局のイベントのために作られたコーナー(実際にそのイベントでは実施はしなかった)。「次回の選挙は気まぐれでやる」といっていた通り、本当に急に始まったコーナーである。前回同様リスナー罵倒合戦や党の宣伝を募集している。
- リンリン!コチラ岩崎ですけど。
[編集] 過去のコーナー
- Dのカンゲキ
- 番組女性ディレクターが言ったセリフに面白い言葉をつけるコーナー。「謎かけ+10」に統合
- OSのコーナー
- OSを使って言葉を作るコーナー(例文:お(O)れがサ(Sa)イトウだ等)「謎かけ+10D杉田」に統合
- 謎かけ+10
- 謎かけを募集するコーナー
- 謎かけ+10D
- Dのカンゲキと統合し、あらかじめ用意されたセリフを使って謎かけを作るコーナー
- 謎かけ+10D杉田
- 杉田になってからは最後にセリフをつけるという制度が設けられる。ちなみに何故「杉田」になっているかというと西口プロレス所属の芸人「杉田セリフ」からとっているため。
- 謎かけ+10(プラステン)D杉田OS!
- OSになってからはどこかにOとSの言葉入れないといけいないというルールが追加された。
- F.B.Iのコーナー
- リスナーがスパイして得た情報を紹介するコーナー。女性しか投稿してはいけない。
- ペリーヌのコーナー
- とある常連投稿者の投稿されるメールがあまりにも精神的にまいっている内容が多かったため見かねた立川こしらがリスナーに解決方法を募集した。
- A to Z
- 「おらが村」のリニューアル版。
- 黒澤監督映画企画
- 苗字が同じという理由なのか、一ヶ月限定アシスタントに加入した黒澤あげはの監督の映画撮るという企画。一ヶ月という短い期間でどうゆう作品がなるか期待がかかる。また、脚本及び出演はリスナーのため劇団ひきのコーナーの派生といっても過言ではない。2006年9月29日の放送で映画が無事に公開された。
- 劇団ひきのコーナー
- 劇団のコーナーのリニューアル版。条件として「Skypeが使える」ということが必須となっている。一部では「立川こしらと梶田夕貴のトーク番長」を配信していたFMひきが由来なのではと思われがちだが、立川こしら曰く「ひきこもりの「ひき」からとっている」とのこと。
2006年8月25日の放送で第一回公演が公演された。
- 劇団のコーナーのリニューアル版。条件として「Skypeが使える」ということが必須となっている。一部では「立川こしらと梶田夕貴のトーク番長」を配信していたFMひきが由来なのではと思われがちだが、立川こしら曰く「ひきこもりの「ひき」からとっている」とのこと。
- 日本列島改造計画田中!
- 大好き!美和ちゃん!
- とあるリスナーの自殺理由を募集するコーナー。勿論だがそのリスナーは生きている。タイトルの美和ちゃんはドリームズ・カム・トゥルーの吉田美和からとっており。大好き!は「うれしい!楽しい!大好き!」からとっている。
以下のコーナーは美人D卒業と同時終了宣言された。
- オラが村
- 自分の地元以外をバカにするコーナー。立川こしらはこのコーナーの番組本を出版したかったようだが、うまくいなかった。
- 最初のコーナー
- 文字通り最初のコーナーである。
- 劇団員のコーナー
- リスナーで劇団を作ろうというコーナー。ちなみに立川こしらは劇団が大嫌いである。
- 謎かけ+10(プラステン)D杉田OS野菜!
- 謎かけを作るコーナー。野菜を使って謎かけを作らないといけないというルールが追加された。
- うまい謎かけだった場合には立川こしらが「ゴール!」と叫ぶ。逆にいまいちだった場合は「オウンゴール」と叫ぶ。立川こしら曰く誰も送らなくなるまでリニューアルし続けるとのこと。
- ナナコと俺とYシャツと・・・
- 2006年4月7日放送で何故か古原奈々にプレゼントを貰った立川こしらが勝手に惚れていると思ったらしく始まったコーナー。古原奈々が立川こしらに告白するシチュエーションを募集するコーナー。BGMに「ふたりのもじぴったん」を使用しているためか、立川こしらが「ナナ子とぴったん。」と何度も言うことがある。
- 告知のコーナー
- リスナーから告知を募集するコーナー
- 派閥のコーナー
- リスナーの喧嘩から発展したコーナー。リスナーが作った派閥に入り様々な悪口を言い合うコーナー。2006年6月16日の放送で総選挙スペシャルと題してリスナー投票を行い、見事当選したリスナーはコーナーを可決できる権利を獲得した。(しかしその権利はほとんど使われていない)次の選挙は気まぐれにやるとのこと。
- 初めてのF.B.I
- リスナーの自己紹介を募集するコーナー。だがラジオに一度でも投稿したことがある人や常連は禁止となっている。
以下のコーナーは2006年10月27日に新コーナーとして紹介したが一度も行われていないコーナーである。
- 第1回こしらアニメ大賞
- 立川こしらにお勧めしたいアニメをアニメレビューつきで募集するコーナー。
- 青ペン先生進研ゼミ
- 誰でも怒らせるメールを募集するコーナー。そのネタを人を怒らせることが得意の立川こしらが採点するコーナー。
- 食事処こしら
- 200円で1日凌げるメニューを募集。
- おーいワロロ
- あだ名に関するエピソードを募集するコーナー。ちなみにワロロは立川こしらが学生時代につけられたあだ名である。
- 立川こしら見つけました
- 意外なところに出てきた立川こしらの目撃情報を募集する。コーナーのきっかけはらくだ師匠がインターネットをしていたらとあるエロゲーのレビューサイトに立川こしらの名前があったことがきっかけ。
[編集] 備考
- 番組で使用している楽曲は以下の通りである。
オープニング曲 クボフミト「蒼天にレインボウ」
エンディング曲 立川こしら「HI-TONE(仮)」
ナナコのコーナー 古原奈々「ふたりのもじぴったん(fine c’est la mix)」
過去のエンディング曲 クボフミト 「STAY STAY STAY 」 - 番組ではPodcast版の「こしらOUT」の配信も行っているが、ディレクターの竹を割ったが何故かアップローダーサイトにUPするということをしており、聞きたいユーザはアップローダーサイトに行ってダウンロードしないといけない。ちなみに第1回・第2回のファイル形式はWMAである。その後この形式が定着したため「今週のこしらOUT」というコーナーになる。最近はちゃんとiTunesで聞けるようにmp3形式の配信に変更されたが、この形式ではPodcastとしては認識されずただの音楽として登録される。いまだ毎週アップローダーサイトが変わると言う形式は続いている。しかし、立川こしらの発言により2006年12月8日にこしらOUT専用のアップローダーサイトが完成した。(正確にはファイルをアップできないのでアップローダー風サイトである)今後はこのサイトでの配信となる。
[編集] メールアドレス
kin@stcat.com(2006/03/03-)
メールアドレスは事実上前番組である金曜マッカーサーと同じメールアドレスを利用しているが決して使いまわしではないと番組中に発言している。