ずうとるび
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ずうとるびとは、1974年から1982年まで活動した日本のグループである。1974年2月に『透明人間』(作詞・作曲:山田隆夫)でデビューして以来、通算でシングル20枚、アルバム9枚などを発表した。名前は「ビートルズ」の“び”と“ず”の位置をひっくり返してつけたものである。ずうとるびの代表的なヒット作品には、『みかん色の恋』『恋があぶない』『初恋の絵日記』などがある。また、多数のバラエティ番組出演でも高い人気を持っていた。
紅白歌合戦に1度(1975年)出場している。
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[編集] メンバーと主な経歴
[編集] 山田隆夫
1956年8月23日生まれ。血液型A型。東京都深川出身。ドラム担当。1977年吉川圭子と結婚(4年後、離婚)を機に脱退。
以下本人の項を参照のこと。
[編集] 新井康弘
1956年2月5日生まれ。血液型A型。東京都出身。ギター担当。
1977年、「岸辺のアルバム」に出演し注目される。「ずうとるび」解散後は俳優の道に進む。
以下本人の項を参照のこと。
[編集] 江藤博利
1958年9月5日生まれ。血液型B型。宮崎県出身。ボーカル担当。
現在、カラオケGSスタジオ六本木店のオーナー。
[編集] 今村良樹
1957年9月19日生まれ。血液型A型。ベース担当。グループ解散後は、放送作家として「全国高等学校クイズ選手権」「マジカル頭脳パワー」などの人気番組の構成を担当。
[編集] 池田善彦
1959年2月10日生まれ。兵庫県神戸市出身。
1977年、結婚を機に山田隆夫脱退後、一般公募による新メンバー。「青春のひらめき」で再始動。直後に始まった東京12チャンネル(テレビ東京)系「三波伸介の凸凹大学校」レギュラー出演。
[編集] その他
ずうとるびとは別に、ザ・フォーク・クルセダーズが「ザ・ズートルビー」という名前を使って『水虫の唄』を発表したことがある。彼らは曲に合わせていろいろな名前を使い分けていたが、「ザ・ズートルビー」の名前はこの曲でしか使っていない。
[編集] 関連項目
- 笑点(結成のきっかけとなったテレビ番組)