とかげ座
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とかげ座 (Lacerta) | |
略符 | Lac |
属格 | Lacertae |
英語での意味 | the Lizard(トカゲ) |
赤経 | 22 h 30m |
赤緯 | 45° |
観測可能地域の緯度 | 90° - -35° |
正中 | 10月10日21時 |
広さの順位 - 総面積 |
68位 201 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
0 |
最も明るい星 - 視等級 |
α Lacertae 3.8 |
流星群 | なし |
隣接する星座 |
とかげ座(蜥蜴座、Lacerta)は星座の1つ。17世紀にヨハネス・ヘヴェリウスによって設定された。
とかげ座は小さな星座である。この星座は、カシオペヤ座、アンドロメダ座、はくちょう座の間にある。この星座で最も有名な天体は、活動銀河 BL Lacerta である。この天体は発見当時に変光を示す点光源のように見えたために変光星のような名がついている。現在では同様の天体が複数見つかっており、とかげ座BL型天体と総称されている。
グレッグ・イーガンによるSF小説『ディアスポラ』では、とかげ座にある地球から100光年離れた中性子星連星の衝突により巨大ガンマ線バーストが発生し、地球のほとんどの生命が死に絶えた、という設定に使われた。
[編集] 由来
とかげ座は新しいので神話がない。ヘヴェリウスが、いもり座 (Stellio) と書いたものも残っており、この名で呼ばれた時代もある。