どおくまん
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どおくまんは、1960年代から活動を始めた大阪府出身の4人組の漫画家。「独立大阪漫人集団」の略。漫画内では「どプロ」と略される。リーダーは「独漫」(どおくまん 1950年9月29日 - )。メンバーは「小池たかし」「みわみわ」「太地大介」ら。
人間としての倫理観・節度を失った世界をギャグ漫画として描き、代表作『嗚呼!!花の応援団』は一世を風靡した観もあり、映画化もされた。そこに描かれる世界は、金と暴力と性欲が全てを支配している。これを一読した加藤周一は「およそ人間のなりうる最も下等な状態」と評したと言う。
倫理的には上記のような惨状であるが、「大学の応援団」という軍隊的側面を持つ典型的な体育会系団体をギャグ漫画で表現し、下っ端(1回生=1年生)の悲哀も描いたことは新鮮であった。
[編集] 作品リスト
- 嗚呼!!花の応援団(1975年~)「週刊漫画アクション」にて連載、1976年にはにっかつにより実写映画化
- 熱笑! 花沢高校「週刊少年チャンピオン」にて連載。初期はギャグマンガだったが、途中からシリアスな展開に路線変更された。
- 暴力大将「月刊少年チャンピオン」にて連載
- 怪人ヒイロ「週刊少年チャンピオン」にて連載
- なにわ遊狭伝
- どおくまん作品集 全11巻
- 花田秀治郎くん
- 摩訶不思議!通販大王 「週刊実話」にて連載。