ゆっぴいのばんそうこう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ゆっぴいのばんそうこう』は、フジテレビ系金曜エンタテイメントで1996年から3回放送されたドキュメンタリー番組である。生まれながらの重度障害者と、その家族の記録である。
女優石井めぐみの長男・優斗(ゆっぴい)は出生時の低酸素状態のため、極めて重い脳障害を持って生まれた。大脳機能を大幅に失い、自力で食事をとることすらもおぼつかない優斗は嚥下性肺炎と低体温に悩まされながらも、家族の在宅ケアによって8才まで生きることができた。途中までの生育歴は『笑ってよ、ゆっぴい』(扶桑社文庫、ISBN: 4594024122、1997/12)に詳しい。それ以降の転帰に関してはゆっぴいの部屋も参照のこと。本番組は、才SAIの明吉加代子による企画を受けて、数々の名作を生んだ横山隆晴がプロデュースし、第1回放送の視聴率は23.7%だった。