ゆらぎ
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ゆらぎとは、ある量の平均値からの変動をいう。
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[編集] 物理学
物理学において、ゆらぎとは、広がりまたは強度を持つ量(エネルギー・密度・電圧など)の空間的または時間的な平均値からの変動を指す。 ゆらぎの大きさを表すのに用いられる二乗平均ゆらぎは、統計学における分散と同じものである。 すなわち、X の測定を多数回行ったときの i番目の測定値を Xi とすると、二乗平均ゆらぎは <X2> - <Xi>2 と表される(ここで、xの平均を <x> と表記した)。
ゆらぎの性質を分類する方法として、パワースペクトルがよく用いられる。
[編集] 熱力学
熱力学において、ゆらぎとは熱平衡状態からのずれ、もしくは熱平衡にほど遠い系の状態を指す。
[編集] 関連項目
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