アウター・リミッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アウター・リミッツ
- アウター・リミッツ (OUTER LIMITS) は日本のバンド。本稿で記述
- アウター・リミッツ (The Outer Limits) はアメリカのSFテレビシリーズ。アメリカでの放送が1963~1965年のオリジナルシリーズと1995~2002年の新シリーズがある。
アウター・リミッツ(Outer Limits)は、1980年代に活躍した日本のプログレッシヴ・ロック・バンドである。
武蔵野音楽大学の学生であった、塚本周成(キーボード)、杉本正(ベース)、川口貴(ヴァイオリン)の3人が中心となり、1981年にアルバム「メイド・イン・ジャパン」でレコードデビュー。その後、ボーカルに上野友煕を加え「ミスティ・ムーン」(1985年)、「少年の不思議な角笛」(1986年)、「ペール・ブルーの情景」(1987年)などの秀作を発表した。
アウター・リミッツは、キング・クリムゾンなどブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのバンドから影響を受けつつも、高度な演奏技術に裏付けされた独自の音世界を創造し、日本のロックバンドとしては異彩を放っていた。海外での評価も高く、ヨーロッパでもCDが発売されている。
1990年代に入ると活動を停止したが、1998年に活動を再開。現在のメンバーは、塚本周成(キーボード)、杉本正(ボーカル、ベース)、川口貴(ヴァイオリン)、桜井信行(ドラムス)、荒牧隆(ギター)の5人。なお、杉本正は神奈川フィルハーモニー管弦楽団でコントラバスを、川口貴は日本フィルハーモニー交響楽団でヴァイオリンを演奏している。
[編集] アルバム
- メイド・イン・ジャパン(1981年)
- ミスティ・ムーン(1985年)
- 少年の不思議な角笛(1986年)
- ペール・ブルーの情景(1987年)
- インディーズ・コレクション<ベスト>(1987年)
- シルバー・アップル・オン・ザ・ムーン<ライヴ>(1989年)
- アウター・マニア(1994年)