アタウアルパ・ユパンキ
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アタウアルパ・ユパンキ(Atahualpa Yupanqui, 1908年1月22日 - 1992年5月23日)はアルゼンチンのフォルクローレのギタリスト、歌手、作家である。
本名エクトル・ロベルチ・チャベーロ(Héctor Roberto Chavero)、でアタウアルパ・ユパンキの名はインカ帝国歴代の皇帝2人の名をつなぎ合わせたものである。ブエノスアイレス州ペルガミーノで鉄道員の家庭に生まれ、のち父親の転勤によって北西部のトゥクマンに移る。父はケチュア系先住民の血を受け継ぎ、母親はバスク系移民。
1929年、処女作「インディオの小径」(Camino del indio)でデビューし、1930-40年代に多くの作品を発表するが、その活動が反政府的と目されて1950年代初頭にはヨーロッパへの亡命を余儀なくされたこともある。その後アルゼンチンに帰国したが、後年には再び生活の拠点を海外(フランス)に移し、死の直前まで世界各国で演奏活動を行っていた。左利きであり、弦を通常とは上下逆さまに張ったギターで演奏していた。
1964年、66年、67年、76年の4回来日公演を行っている。
[編集] 主な作品
歌
- インディオの小径-Camino del indio
- トゥクマンの月-Luna tucumana
- 石のチャカレーラ-Chacarera de las piedras
- サンティアゴの娘-Criollita santiagueña
- ウァフラ-Huajura
- 石と道-Piedra y camino
小説
- インディオの道 濱田滋郎訳 晶文社 1979年 (原題:Cerro Bayo)
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