アバクロンビー&フィッチ
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アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)は、アメリカで人気のカジュアルファッションブランド。
[編集] 概要
創業当初は、創業者であるデイビット・T・アバクロンビーが、キャンプ・狩猟といったアウトドア関連用品を高品質な商品として提供していた。その後、1900年に顧客だったエズラ・フィッチが経営に参加し、1904年からアバクロンビー&フィッチとなっている。
元々は男性向きの無骨な商品がメインであり、ヘミングウェーもよくここで釣り道具を購入していた(85パーセントの客が男性で残りも男性客についてきた女性客であり、女性が1人ではいる店ではなかった)。
しかし、現在の資本が会社を買収してからは方針を一変させ、女性向けのスポーツ系カジュアルブランドに変身。カジュアルながらも、健康的なセクシーさがある体にフィットするデザインが人気。アメリカには350店舗以上展開しているが、海外展開にはこれまで消極的。日本にも2007年に出店する計画があり、100%子会社の「ANF(エーエヌエフ)」を川崎に設立するまでしたが、イギリス・カナダへの出店が優先され、日本進出は取りやめになった模様。しかし、公式サイトから海外通販することは可能である。
セカンドラインとして、2000年からは「Hollister(ホリスター)」、2004年からは「Ruehl No.925」という姉妹ブランドの展開もしている。
俳優や歌手などの有名人が愛用することでも有名。宣伝がセクシーすぎたり、モデルや店員に白人を優遇したりして、物議を醸したりしたこともあった。 またアメリカにおいては、10代の一部の子供たちに人気のブランドである。 TBS愛の劇場「砂時計」で大悟役の佐野一真も着た。
[編集] 外部リンク
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