アレクサンドロフスク・サハリンスキー
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アレクサンドロフスク・サハリンスキー(ロシア語:Алекса́ндровск-Сахали́нский)は北樺太西海岸にあり、間宮海峡に面した港町である。1883年に政治犯を収容するための流刑地として誕生した町である。
[編集] 概要
- 1883年に政治犯を収容するための流刑地として誕生した町である。
- 文豪アントン・チェーホフもこの地を訪れ、3ヶ月滞在し、流刑囚の実情を記録した「サハリン島」を著した。
- チェーホフの生誕100周年を記念して滞在した家は、現在、「チェーホフ記念館」としてオープンしている。
- 南樺太が日本領時代には亜港(あこう)と呼ばれていたことがある。
- 1946年まではロシア領サハリンでは中心都市であった。
[編集] 現状
- 鉄道からは離れ、ティモフスクからのバスの便で結ばれている。
- 全盛期の1968年には21000人居た町も、2001年には18600人程度と過疎化している。
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