アンダーソン・ヴァレジャオ
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アンダーソン・ヴァレジャオ (Anderson Varejão, 1982年9月28日 - )はブラジルのバスケットボール選手である。プロバスケットリーグNBAのクリーブランド・キャバリアーズのセンターもしくはフォワード。ハッスルプレーが売り物であり、独特のカーリーヘアの髪型を揺らしてボールに対して突進する。そのファイトプレーは時としてチームメイトやファンの気持ちを大いに盛り上げ、試合の流れを変えてしまうこともある。出場時間は少なめだが人気のある選手である。
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[編集] 経歴
[編集] NBA
ヴァレジャオは2004年のNBAドラフトで2巡目30位指名でオーランド・マジックから指名されNBA入りを果した。7月23日にドリュー・グッデン、スティーブ・ハンターとともにトニー・バティー、翌ドラフトの選択権とのトレードでクリーブランド・キャバリアーズに入団した。
彼は、リバウンドやルーズボールをデニス・ロドマンのように積極的に絡み、ボールへの執着心を見せ観客を興奮させ人気を獲得した。スティールやオフェンスファウルを獲ることにも積極的である ルーキーのシーズンでは平均14分の出場時間でしかなかったが、1.58という高いターンオーバーレシオをマークした。
2006年のプレーオフではデトロイト・ピストンズとの第4戦で48分に11.7リバウンドを獲得し、キャバリアーズの勝利に大いに貢献した。
[編集] 世界選手権
ヴァレジャオは2006年に日本で行われたバスケットボール世界選手権ではブラジル代表としてプレーをした。 8月23日に行われた対ギリシャ戦では、激しいコンタクトプレーで相手のポイントガードのNikos Zisisの顎を負ってしまう怪我を負わせ物議を醸した。[1]
[編集] その他
- 2006年2月21日にホームゲームで「ヴァレジャオの日」が設けられ、ファンが皆ヴァレジャオを模したカツラをかぶって応援した。20,562人がカツラをかぶり、ギネスブックに「一会場で最も多くカツラをかぶった人数」の最高記録として登録された。