アンドロゲン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドロゲン (androgen) はステロイドの一種で、生体内で働いているホルモン(ステロイドホルモン)のひとつ。雄性ホルモン、男性ホルモンとも呼ばれる。雄では主に精巣のライディッヒ細胞から分泌される。雌では卵巣内の卵胞の顆粒層細胞から分泌されるアンドロゲンは卵胞内の卵胞上皮細胞で芳香環化されてエストロゲンに変換される。副腎においては雌雄ともに分泌される。アンドロゲンは肝臓で不活化されるため、経口投与ではほとんど効果がない。
アンドロゲンとは雄の副生殖器の発育および機能を促進し、二次性徴を発現させる作用をもつ物質の総称であり、数種類のホルモンからなる。
- テストステロン
- ジヒドロテストステロン (DHT)
- デヒドロエピアンドロストロン (DHEA)
[編集] 作用
[編集] 関連項目
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 医学関連のスタブ項目 | ホルモン | ステロイド | 性に関連する項目