アーガス
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ジャンル | シューティングゲーム |
対応機種 | アーケード[AC] ファミリーコンピュータ[FC] プレイステーション[PS] |
開発元 | NMK |
発売元 | ジャレコ |
人数 | 1~2人 |
メディア | [FC]384Kbitカセット [PS]CD-ROM1枚 |
発売日 | [AC]1986年 [FC]1986年4月17日 [PS]2003年10月23日 |
アーガス (Argus) はジャレコより発売されたゲームソフトである。
1986年にアーケード用の縦スクロールシューティングゲームとして発売された。 開発はNMK。ゼビウスの影響を強く受けた作品だが様々な意欲的要素が盛り込まれている。
発売から20年近く経つが、未だにプレイステーションなども含めすべてのビデオゲーム中、50音順で最初の作品となっている。
目次 |
[編集] 作品解説
自機はSF風の戦闘機「ウォル・アーグ」。対空攻撃と対地攻撃の2種類の攻撃があり、各面最後に待ち構えるボス「メガ・アーガス」は中心部に対地攻撃を当てることでしか倒すことは出来ない。バリアなどのパワーアップも地上にある構造物を対地攻撃することによって行なう。また、面途中に現れる影に自機の影を重ねることでロボットに変形し、一定時間無敵状態になることが出来る。
全16面のループゲームで、面によって自機から発射される弾の性質が異なっており、正面のみに撃てる面や、正面に撃てず斜め方向にしか撃てない面が存在する。難易度が非常に高いため1周16面をクリアできる者は少ない。ステージクリア時にはボーナスゲームとして滑走路への着陸が行なわれるが、この着陸もかなり難しい。ただし、着陸に失敗しても自機が減ることはない。
自機は常に画面中央に固定されており、操作に従って画面をスクロールさせることで左右の移動を表現しているため独特の操作感がある。地形の横幅は1画面分で左右が繋がっている(つまり、右に1画面分だけ移動すると元の位置に戻る)。空中にはパイプ状の地形が浮かんでいて、敵キャラクターや敵弾に接触するのと同様、地形に接触してもミスとなる。巨大な硝子球のような敵弾も特徴的。
[編集] プラットフォーム
アーケード版と同じ年に、ファミリーコンピュータ版も発売された。また、2003年に発売されたプレイステーション用ソフト『ジャレココレクション vol.1』にもファミリーコンピュータ版と同等の内容で収録されている。
[編集] 裏技
[編集] ファミリーコンピュータ版
- 無敵
- 連射機能付きコントローラー、若しくはI・II切り換えスイッチ付きコントローラーを用意する。連射機能付きジョイスティックの場合は、連射スイッチを連射するかしないかの中間の位置にし、Aボタンを押しながらスタートする。I・II切り換えスイッチ付きのジョイスティックの場合は、スイッチをII側にし、ジョイスティックのセレクトボタンを押しながら本体のIコントローラーのスタートを押す。また、使用するコントローラー、ジョイスティックによっては出来ない場合もある。
- パネルの2度取り
- パネルの上部のみを撃つと半分だけ破壊され、もう一度撃つと完全に破壊でき、得点が2倍入る。
- 25万8000点ボーナス
- 7面の地上パネルをB(バリア)、P(パワーアップ)、L(ランディングボーナス)、[+]の順に一つずつ取る。同じパネルを2つ以上取るとできない。