インスタントジョンソン
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インスタントジョンソンは、太田プロダクション所属のお笑いトリオ。1997年結成。
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[編集] 概要
- 芸風はコント。3人のキャラがまとまった世代を選ばないネタとも評された事がある。ただし、見る人によって好き嫌いが分かれるとの意見もある。
- トリオ名は、スギ。とじゃいのコンビ名「ジョンソン」とスギ。とゆうぞうのコンビ名「インスタント」をトリオ化にあたってくっつけたもの。
- オチの後は3人並んで体を大きく左(舞台側から見ると右)に傾けながら「だぁー」と言って締めるが、最近、番組ではカットされることが多い。
[編集] メンバー
ボケ。かなりの天然であるらしい。芸名の由来は、昔いじめっこだった頃のあだ名「ジャイアン」からきている。特技・ギャンブル。
ツッコミ。ネタ中、三人の中で一番影の薄い人なのだが、リーダーを務め、バランスやその場の空気を読む事ができ、安定感がある。最近、物まねの“シガニー・ウィーバー”は、芸人やスタッフの間でも、評判が良いらしい。ネタよりも、バラエティー番組で本領を発揮するタイプ(トーク、コメント、進行、、etc)。
ボケ。持ちギャグとして「おつかれちゃ~ん」が有名で同パターンとして「よろしくちゃ~ん」、「ありがとちゃ~ん」などもある。他に「イー!?」、「○○してみたいじゃなーい」、「それ言うー!?」となどのギャグも使っている。
[編集] 逸話
- 「エンタの神様」では「だぁー」を言わないでコントが終わったとき、客から少しブーイングが来た。
- 「爆笑問題のバク天!」で疲れた人に、おつかれちゃ~んと言う企画で競馬の隣にいる人が負けたため、言おうとしたら「お前が五月蝿いから負けたんだよ!!」と八つ当たりされたため帰り際に小さい声でおつかれちゃ~んと言っていた(ゆうぞうは隣にいた人に声をかけるまではなにも喋っていなかった)。
- 「おつかれちゃ~ん」のギャグはゆうぞうが大学時代から普通に挨拶として使っていた。スギ。の薦めで「おつかれちゃ~ん」をギャグ化にし、暫くはゆうぞうとスギ。のみだけでやっていた。じゃいは一時期このギャグを自分が言うには抵抗があったが、現在はバラエティ番組出演時に3人揃って披露する事もある。
- またじゃいの特技であるギャンブルはスゴ腕の賭博師だった祖父の才能を受け継いだといい、給料よりギャンブルの稼ぎの方が高い事もある。
- スギ。は『エイリアン4』の、シガニー・ウィーバーのモノマネができるが、マニアックな為か披露した際は微妙な雰囲気になることが多い。只、最近は浸透し始め、序々にタレント性やツッコミ、進行など器用さが評価されてきている。オーストラリアのサッカー留学や、“オーストラリア人の元彼女が、ストーカー”の逸話は有名な話。
- 「爆笑オンエアバトル」では1位から10位まで全ての順位を経験している。全順位を経験したのはバカリズムとハレルヤを含め3組だけである。
- 「ダウンタウンのごっつええ感じ」での紅白若手お笑いリアクション大合戦ではジャンキーというコンビ名で渡辺が出演している。
- 同じ事務所でありまた同じくトリオのダチョウ倶楽部とは仲がよく、非常にかわいがられている。
[編集] 主な出演番組
- 爆笑オンエアバトル 戦績 19戦9勝 最高 501KB
- エンタの神様
- 笑いの金メダル
- メンB
- お笑いLIVE10!
- 笑点
- 探検! ホムンクルス ~脳と体のミステリー~(2003年~2004年)
- ものまねバトル(日テレ)
- ドドドドTV(静岡朝日テレビ・2005年~2006年3月25日)
[編集] 映画
- どろろ(2007年)
[編集] 主な受賞歴
第1回お笑いホープ大賞受賞