イントレピッド海上航空宇宙博物館
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イントレピッド海上航空宇宙博物館(イントレピッドかいじょうこうくううちゅうはくぶつかん Intrepid Sea-Air-Space Museum)はニューヨークにある博物館。アメリカ海軍で使用されていた航空母艦イントレピッドを利用したものであり、艦船や航空機の展示を行っている。改修工事のために2008年秋までの予定で閉館中。
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[編集] 概要
ニューヨークのマンハッタン西岸・89番桟橋にある。イントレピッド財団が運営を行っており、1982年に開館した。1986年にはアメリカ合衆国の歴史遺産(National Historic Landmark)に指定されている。
空母イントレピッドが係留され、博物館の本体として展示されており、飛行甲板上には各種航空機が展示されている。この他、甲板外では潜水艦やコンコルドの展示も行っている。また、博物館には、アメリカ海兵隊の募集事務所があるほか、艦隊週間の際にはホストとして機能する。
なお、2006年11月6日に改修のためタグボート6隻に引かれて出港したものの、直後にハドソン川の暗礁に乗り上げて座礁してしまったが、浚渫工事の結果、2006年12月5日に離礁に成功した。今後、ドックで改修工事を実施し、2008年秋に元の位置に戻ってくる予定。
[編集] 主な展示
[編集] イントレピッドとその艦上
[編集] 艦外
- グレイバック級潜水艦グロウラー(SSG-577) ディーゼル潜水艦、1989年以降展示。
- コンコルド:旧・ブリティッシュ・エアウェイズ所有、2004年以降展示。
[編集] 過去展示
- フォレスト・シャーマン級駆逐艦エドソン(DD-946) 1989年から2004年まで展示。
[編集] 外部リンク
- 公式サイト(英語)