イヴ・タンギー
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イヴ・タンギー(Raymond Georges Yves Tanguy, 1900年1月5日 - 1955年1月15日)は20世紀のフランス出身の画家。
1900年、パリ生まれ。1927年、初めての個展を行なうが、シュルレアリスム運動のリーダーであったアンドレ・ブルトンは、この個展を見て、タンギーを「もっとも純粋なシュルレアリスト」であると評した。第二次世界大戦の勃発にともない、ケイ・セージ(Kay (Katherine Linn) Sage, 1898年6月25日 - 1963年1月8日)とともにアメリカに移住。タンギーの作品では、昼とも夜ともつかず、どこともわからない場所に、何とも名付けようのない物体がひしめきあっており、観る者を不安にさせずにおかない。