ウィーダ
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ウィーダ(Ouida 1839年1月1日 - 1908年1月25日)は、イギリスサフォーク州出身の作家。ウィーダはペンネームで、彼女が幼児の頃、本名「ルィーズ」(Louise)をそう発音していたことに由来する。本名は、マリー・ルイーズ・デ・ラ・ラメー(Marie Louise de la Ramée)という。父はフランス人、母はイギリス人。1859年にはじめて小説『囚れの身となって』を出版。代表作に、1871年、ベルギーのアントワープ旅行を題材にして、1872年に出版した、『フランダースの犬』がある。他に、日本で知られている作品はない。生涯に『ストラスモー』("Strathmore" (1865年))、『ニュールンベルクのストーブ』、『二つの旗の下に』("Under Two Flags" (1867年))、『銀色のキリスト』("The Silver Christ" (1894年))をはじめ40冊以上の物語を執筆している。イタリア王国のフィレンツェに移住、犬好きで動物愛護協会設立に努力、肺炎で死亡。
[編集] 作品
- 村岡花子 訳 『フランダースの犬 改版』新潮文庫 新潮社 ISBN 4-10-205401-4
- 『ニュールンベルクのストーブ』、『二つの旗の下に』、『銀色のキリスト』併録