ウラジミール・ユーゴビッチ
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ウラジミール・ユーゴビッチ(Vladimir Jugović、1969年8月30日 - )は、ユーゴスラビア・トルステニク出身の元同国代表、元サッカー選手(MF)。
身長179cm、体重76kg。中盤のポジションはサイド、センターと、どこでもこなすユーティリティープレーヤー。また戦術理解度の高さも傑出しており、所属したチームのあらゆる監督に重宝された選手である。
1989年、レッドスター・ベオグラードへ入団。リーグ3連覇や1990-1991シーズンのUEFAチャンピオンズカップ制覇に貢献。1991年8月8日の対チェコスロバキア戦で代表デビューを果たし、同年のトヨタカップでは2得点を挙げ、世界王者のタイトルとMVPを獲得した。
1992-1993シーズンにセリエA・サンプドリアへ移籍。チームの中心選手として攻守にわたる活躍を見せると、その活躍が認められて1995-1996シーズンにはユヴェントスへ移籍を果たし、その年のチャンピオンズ・カップなど数々のタイトル獲得に貢献した。その後、ラツィオ、アトレティコ・マドリードでそれぞれ1シーズンプレーし、1998年のフランスW杯ではユーゴスラビア代表として出場し、チームのベスト16に貢献。1999-2000シーズンから2シーズンインテルでプレー、さらにディディエ・デシャン率いるモナコやオーストリアのクラブチームを経て、ブンデスリーガ2部のクラブチーム・LRアーレンで現役を引退した。
[編集] 所属クラブ
- レッドスター・ベオグラード(ユーゴスラビア) 1989-1990、1990-1992
- ラド・ベオグラード(ユーゴスラビア) 1990
- サンプドリア(イタリア) 1992-1995
- ユヴェントス(イタリア) 1995-1997
- ラツィオ(イタリア) 1997-1998
- アトレティコ・マドリード(スペイン) 1998-1999
- インテル(イタリア) 1999-2001
- ASモナコ(フランス) 2001-2003
- アドミラ・ヴァッカー(オーストリア) 2003-2004
- LRアーレン(ドイツ) 2004-2005
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