エジプト学
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エジプト学 とは、古代エジプトとその遺跡や遺物についての、科学的な研究である。古代史学と考古学とも関係があり地域性やテーマ性を帯びている。研究者はエジプト学者と呼ばれる。 英Egyptology、仏Égyptologie。
エジプト学の研究対象は古代エジプトの文化・文明全般であり(言語、文学、歴史、宗教、美術、経済、倫理 等)、時代的には紀元前5000年ごろから紀元後4世紀ごろのローマの支配の終わりまでを守備範囲としている。
1822年にフランスのジャン=フランソワ・シャンポリオンがロゼッタストーンを活用して、ヒエログリフ(エジプト文字)の解読法を発見、発表したことで、(ただの遺品探しを越えた)現代のエジプト学は始まった。 エジプトの文字と言語についての知識が増え、古代エジプト文明についての研究は学術的な厳密さを伴うようになり、研究に弾みがついたのである。
日本のエジプト学者では吉村作治が広く知られている。
[編集] 日本でのエジプト学の研究機関のリスト
- 早稲田大学エジプト学研究所 〒171-0033 東京都豊島区高田1-17-22 中橋ビル3階。TEL: 03-5391-9906。Email: institute-egyptology@list.waseda.jp
[編集] 関係項目
研究対象
学者
[編集] 外部リンク
- Egyptology - Ancient Near East .net - a collection of links to online Egyptology resources
- Sussex Egyptology Society Online
- 早稲田大学エジプト学研究所 その1
- 早稲田大学エジプト学研究所 その2