エスケイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エスケイプ | ||
---|---|---|
ジャーニー の アルバム | ||
リリース | 1981年8月 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 42:46 | |
レーベル | コロムビア・レコード | |
プロデュース | マイク・ストーン&ケヴィン・エルソン | |
レビュー | ||
|
||
チャート順位 | ||
|
||
ゴールド等認定 | ||
|
||
ジャーニー 年表 | ||
ライヴ・エナジー (1981年) |
エスケイプ (1981年) |
フロンティアーズ (1983年) |
『エスケイプ』(Escape)は、1981年に発表されたロック・バンド、ジャーニーのアルバム。バンドにとって初の全米第1位を獲得し、全世界で1,000万枚以上を売り上げた大ヒット作である。
1975年のデビュー以来、着実にスターダムへの階段を上がってきたジャーニーが、遂にその頂点を極めた作品である。本作によって『インフィニティ』(1978年)から続く「ハードでありながらキャッチー」という路線を確立したと言える。
アルバムにはジャーニーの代表曲「Don't Stop Believin'」「Open Arms」といった楽曲が収録されている。1980年代という時代を象徴するようなメロディとサウンドであり、それ故に産業ロックと揶揄されることも多かった。同時代に活躍したカンサスやフォリナー、スティクスといったバンドも同じ方向へ進んでいくことになる。
しかし、ニール・ショーンのギターを生かしたハードロックの要素は健在で、より音楽性が洗練されてきたと見るべきだろう。また、キーボードとして新たに加入したジョナサン・ケインの存在も大きい。
ジャケットには ESCAPE ではなく E5C4P3 と記されている。これについてはLeetを参照。
「Open Arms」はマライア・キャリーがカヴァー、さらに映画『海猿』の主題歌に。「Don't Stop Believin'」は日産・エルグランドのCM曲として2004年8月~2006年1月まで使用された。これらのリバイバルヒットにより、それまでジャーニーを知らなかった若い世代のファンが増えている。
[編集] 収録曲
- ドント・ストップ・ビリーヴィン Don't Stop Believin' (Cain/Perry/Schon) (当初の邦題は『愛に狂って』)
- ストーン・イン・ラヴ Stone In Love (Cain/Perry/Schon) (当初の邦題は『お前に夢中』)
- クライング・ナウ Who's Crying Now (Cain/Perry)
- キープ・オン・ランニン Keep On Runnin' (Cain/Perry/Schon)
- 時の流れに Still They Ride (Cain/Perry/Schon)
- エスケイプ Escape (Cain/Perry/Schon)
- レイ・イット・ダウン Lay It Down (Cain/Perry/Schon)
- デッド・オア・アライヴ Dead Or Alive (Cain/Perry/Schon)
- マザー、ファーザー Mother, Father (Cain/Perry/Schon)
- オープン・アームズ Open Arms (Cain/Perry) (当初の邦題は『翼をひろげて』;ビルボードシングルチャート最高位2位(4週))