エディー・ジョブソン
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エディー・ジョブソン(Edwin (Eddie) Jobson、1955年4月28日- )はイギリス出身のキーボード・バイオリン奏者。
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[編集] 略歴
1973年、カーヴド・エア(Curved Air) に加入し、プロ・ミュージシャンとしてのキャリアを開始する。ロキシー・ミュージック、フランク・ザッパ・アンド・マザーズ、U.K.、ジェスロ・タル等で活動した後、1983年にソロ・アルバム「ZINC(グリーン・アルバム)」、1985年に「THEME OF SECRETS」を発表する。2007年現在もソロ・ミュージシャンとして活動中。
[編集] 概要
プログレッシブ・ロックのファンから、卓越した演奏能力を有するミュージシャンとして評価されており、特に1978年~1979年に在籍したU.K.での活動が高い評価を得ている。だがその一方で、ビジネス面では成功には至らず、少数だが熱心なファンから支持されている、という状況にある。人間的にも創作者としても我の強いタイプと言われており、U.K.や、リハーサルのみ参加したイエスなどでも、音楽性その他を巡って他のメンバーと対立したと伝えられている。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] ソロ
- 1983 ZINC/The Green Album
- 1985 THEME OF SECRETS
[編集] バンド
- 1973 AIR CUT - Curved Air
- プロ活動の最初のアルバム。2004年に初CD化されている。
- 1978 U.K.(邦題は「憂国の四士」) -U.K.
- エディー・ジョブソンがクローズ・アップされた最初の作品とされている。
- 1979 Danger Money - U.K.
- トリオ編成になり、リズムセクションとボーカル以外は全てエディー・ジョブソンが演奏を担当している。
- 1979 Night After Night -U.K.
- 1980 A - JETHRO TULL
- 元々はイアン・アンダーソンのソロとして制作が開始されたアルバム。その為、従来のジェスロ・タルとは一線を画した内容と評されている。