エドアルド・サングイネーティ
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エドアルド・サングイネーティ(Edoardo Sanguineti 1930年12月9日 - )はジェノヴァ生まれのイタリアの詩人、小説家、劇作家、評論家、翻訳家、元ジェノヴァ大学教授(2000年退官)。日本語では「サンギネッティ」「サングイネッティ」「サングィネーティ」と表記されることもある。
イタリア戦後文学に大きな位置を占めた「新前衛派」の主導的人物。ウンベルト・エーコらと共に63年グループに参加した。また60年代から作曲家ルチアーノ・ベリオと度々共同作業を行った。
これまでに邦訳された作品に、どこから読みはじめてもよい111の断章から成る小説『イタリア綺想曲』(集英社「世界の文学」27所収、河島英昭訳、1977年)がある。また彼がベリオに提供したテクストに、『パッサジオ』(1961-1962|ベリオと共作)、『展覧会』(1963)、『迷宮II』(1965)、『ア-ロンネ』(1975)、『最新約の書』(1986)などがある。