1930年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1910年代 1920年代 1930年代 1940年代 1950年代 |
年: | 1927年 1928年 1929年 1930年 1931年 1932年 1933年 |
|
1930年(せんきゅうひゃくさんじゅうねん)は、水曜日から始まる平年である。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:庚午
- 日本(月日は一致)
- 中国(月日は一致)
- 中華民国暦19年
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム)
- 保大4年12月2日 - 保大5年11月12日
- モンゴル人民共和国(月日は一致)
- モンゴル人民共和国20年
- 仏滅紀元:2472年~2473年
- イスラム暦:1348年7月30日~1349年8月10日
- ユダヤ暦:5690年4月1日~5691年4月11日
- 修正ユリウス日(MJD):25977~26341
- リリウス日(LD):126818~127182
※檀紀は、大韓民国で1948年に法的根拠を与えられたが、1962年からは公式な場では使用されていない。
※主体暦は、朝鮮民主主義人民共和国で1997年に制定された。
[編集] できごと
- 1月11日 - 濱口内閣の主導で日本が金本位制に復帰。(金解禁)
- 1月21日 - ロンドン海軍軍縮会議開催。
- 2月 - 日本全国にわたって共産党員とその支持者が検挙される。
- 2月18日 - クライド・トンボーが冥王星を発見。
- 5月 - 田辺元、論文「西田先生の教を仰ぐ」(「哲学研究」)。西田幾多郎の西田哲学を、厳しく批判した。
- 6月20日 - 折口信夫「古代研究」第Ⅱ巻 民俗学篇。
- 7月13日 - 第1回FIFAワールドカップが開催される。(~7月30日)
- 9月 - ドイツの総選挙で、ナチ党が躍進する。
- 10月1日 - 特急燕運転開始。
- 10月1日 - 威海がイギリスから中華民国に返還。
- 11月 - 九鬼周造「「いき」の構造」。
- 11月14日 - 濱口首相が東京駅で銃撃される。
- インド支那共産党、マラヤ共産党、フィリピン共産党各結成。
[編集] 誕生
[編集] 1月
- 1月1日 - 堀内光雄、政治家・富士急行会長
- 1月1日 - 小西通雄、映画監督
- 1月1日 - 佃公彦、漫画家
- 1月2日 - 梶山季之、小説家(+ 1975年)
- 1月2日 - 皆川博子、小説家
- 1月4日 - 武井保雄、武富士創業者 (+ 2006年)
- 1月10日 - 三宅久之、政治評論家
- 1月12日 - 槙原稔、実業家
- 1月15日 - 新珠三千代、女優(+ 2001年)
- 1月26日 - 川崎洋、詩人(+ 2004年)
- 1月26日 - 不破哲三、政治家
[編集] 2月
- 2月9日 - ハナ肇、お笑いタレント(+ 1993年)
- 2月19日 - ジョン・フランケンハイマー、映画監督(+ 2002年)
- 2月22日 - 谷啓、俳優・コメディアン
- 2月22日 - エドワード・D・ホック、推理作家
- 2月26日 - ラザール・ベルマン、ピアニスト(+ 2005年)
- 2月26日 - 日高敏隆、動物行動学者
[編集] 3月
- 3月3日 - 高石邦男、官僚
- 3月6日 - ロリン・マゼール、指揮者
- 3月9日 - オーネット・コールマン、ジャズ・ミュージシャン
- 3月16日 - 京塚昌子、女優(+ 1994年)
- 3月24日 - スティーブ・マックイーン、俳優(+ 1980年)
- 3月30日 - 中庸助
[編集] 4月
- 4月3日 - ヘルムート・コール、元ドイツ首相
- 4月7日 - 竹村健一、政治評論家
- 4月8日 - 岡崎久彦、元外交官・評論家
- 4月12日 - 桂文枝 (五代目)、落語家(+ 2005年)
- 4月24日 - リチャード・ドナー、映画監督
- 4月29日 - 岸田今日子、女優(+2006年)
- 4月30日 - 戸浦六宏、俳優(+1993年)
[編集] 5月
[編集] 6月
- 6月3日 - マリオン・ジマー・ブラッドリー、SF作家(+ 1999年)
- 6月3日 - 和田勉、演出家・テレビプロデューサー
- 6月6日 - 井原高忠、テレビディレクター
- 6月10日 - 上坂冬子、ノンフィクション作家
- 6月15日 - 平山郁夫、日本画家
- 6月15日 - マゴメダリ・マゴメードフ、政治家
- 6月20日 - チャック・デーリー、バルセロナオリンピックドリームチーム監督
- 6月23日 - 妹尾河童、舞台美術家・エッセイスト
- 6月25日 - 早坂茂三、政治評論家・元田中角栄秘書(+ 2004年)
- 6月26日 - コリン・ウィルソン、作家
- 6月28日 - 三波伸介、喜劇俳優・コメディアン(+ 1982年)
[編集] 7月
- 7月3日 - 深作欣二、映画監督(+ 2003年)
- 7月3日 - カルロス・クライバー、指揮者(+ 2004年)
- 7月4日 - 岩崎寛弥、実業家
- 7月15日 - ジャック・デリダ、思想家(+ 2004年)
- 7月15日 - 秋谷栄之助、第5代創価学会会長
- 7月15日 - スティーヴン・スメイル、数学者
- 7月27日 - 高島忠夫、俳優
[編集] 8月
- 8月1日 - ピエール・ブルデュー、社会学者(+ 2002年)
- 8月5日 - ニール・アームストロング、宇宙飛行士
- 8月6日 - 荒川博、プロ野球選手
- 8月8日 - ロジャー・ペンローズ、数理物理学者
- 8月25日 - ショーン・コネリー、俳優
[編集] 9月
- 9月1日 - ミッシェル・セール、思想家
- 9月4日 - 藤岡琢也、俳優(+ 2006年)
- 9月6日 - 西村京太郎、小説家
- 9月6日 - 小林昭二、俳優(+ 1996年)
- 9月23日 - レイ・チャールズ、R&B歌手(+ 2004年)
- 9月28日 - イマニュエル・ウォーラステイン、社会学者・歴史学者
[編集] 10月
- 10月1日 - リチャード・ハリス、俳優(+ 2002年)
- 10月6日 - ハーフェズ・アル=アサド、前シリア大統領(+ 2000年)
- 10月8日 - 武満徹、作曲家(+ 1996年)
- 10月10日 - 野坂昭如、作家・作詞家
- 10月15日 - 中谷一郎、俳優(+ 2004年)
- 10月15日 - 渡部昇一、英語学者
- 10月30日 - クリフォード・ブラウン、ジャズトランペット奏者(+ 1956年)
[編集] 11月
[編集] 12月
- 12月6日 - キダ・タロー、作曲家、音楽家
- 12月8日 - 名古屋章、俳優・声優(+ 2003年)
- 12月9日 - 日下公人、経済評論家
- 12月11日 - 佐々淳行、元警察庁官僚・危機管理評論家
- 12月22日 - 渡辺謙太郎、アナウンサー(+ 2006年)
- 12月30日 - 開高健、作家(+ 1989年)
- 12月30日 - ジャン=リュック・ゴダール、映画監督
[編集] 死去
- 3月2日 - D・H・ローレンス、小説家(* 1885年)
- 3月8日 - ウィリアム・H・タフト、第27代米大統領(* 1857年)
- 3月10日 - 金子みすゞ、詩人(* 1903年)
- 3月11日 - シルビオ・ゲゼル、経済学者(* 1862年)
- 3月16日 - プリモ・デ・リベラ、スペインの軍人・首相(+ 1870年)
- 3月28日 - 内村鑑三、聖書学者・思想家(* 1861年)
- 4月18日 - 永島直昭、翻訳家(* 1894年)
- 5月8日 - 福田徳三、経済学者(* 1874年)
- 5月10日 - 下村観山、日本画家(* 1873年)
- 5月13日 - 田山花袋、小説家(* 1871年)
- 5月13日 - フリチョフ・ナンセン、動物学者・海洋学者・政治家(* 1861年)
- 7月7日 - アーサー・コナン・ドイル、作家(* 1859年)
- 7月11日 - 小川正孝、化学者(* 1865年)
- 7月15日 - レオポルト・アウアー、ヴァイオリニスト(* 1845年)
- 8月4日 - ジークフリート・ヴァーグナー、作曲家・指揮者・バイロイト音楽祭芸術監督(* 1869年)
- 10月16日 - 岩崎俊弥、旭硝子創業者(* 1881年)
- 10月30日 - 豊田佐吉、発明家・豊田自動織機製作所創立者(* 1867年)
- 11月7日 - 大木戸森右エ門、大相撲第23代横綱(* 1878年)
- 11月9日 - 浅野総一郎、実業家・浅野財閥創始者(* 1848年)
- 11月14日 - 秋山好古、陸軍軍人(* 1859年)
- 11月24日 - ルネ・ブロンロ、物理学者(* 1849年)
- 11月30日 - マザー・ジョーンズ、労働運動家(* 1830年)
- 12月17日 - ピーター・ウォーロック、作曲家・音楽評論家(* 1894年)
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - チャンドラセカール・ラマン
- 化学賞 - ハンス・フィッシャー
- 生理学・医学賞 - カール・ラントシュタイナー
- 文学賞 - シンクレア・ルイス
- 平和賞 - ナータン・セーデルブロム